冬の間はあまり見かけることがなかった駅前のシロ。
すっかり暖かくなったので、また彼女と毎日顔を合わせるようになった。
彼女はこの冬も無事に乗り切り、何回目かの春を迎えることが出来た。
毎日顔を合わせているせいなのか、或いは別の理由からなのか分からないが・・・・・
シロは私に対して甘えた声を出すようになった。
でも触れようとすると、やっぱり逃げる。
シロは私にどうして欲しいのだろう?
シロ!お前は私にどうして欲しいの?
シロのお気に入りはこの原付バイクの上。
最近はいつもこの上でネンネしている。目やにとくしゃみが気になったけれど、取り敢えずは元気そう。
心配なのは妊娠していないかということ・・・・。
妊娠中の子は甘えん坊になると聞いたことがある。 ゴールデンウィークを過ぎると、仔猫の遺棄が多くなる。
大学猫さんでも
ドリアンぶたまるさんのところでも、多数の仔猫を保護された。
保護された子たちはまだいい。ラッキーだ。
遺棄された子の大半は、おそらくそのまま悲しい淋しい生を終える。
そんな悲しい命が1匹でも減りますように!
この季節が来るたびに、私はそう願わずにはいられない。