大学の時に、隣りの部屋に住んでた同じクラスの高槻。 団体スケート部で、当時世界に3チームしかなく、 海外遠征へ行ったりがんばってた。 当時、私はよくホットケーキにりんごを埋めて焼いたようなやつをよく作ってた。 オランダでもたまーに作るから、食べた事ある人もいるはず。 で、どういういいさつだったか忘れたが、高槻に「いつでもりんご持ってくりゃ作ってあげる」かなんか、そういう事を言った。
すーっかりそんな事も忘れたある夜遅く、コンコン、と私の部屋をノックした高槻。りんごを手に、それを作ってくれと言う。 私は自分で言った事をすっかり忘れていた上、なにか忙しかったので けっこう不機嫌にぶつぶつ言いながら作った。 すると、高槻は悲しそうな顔で、じゃ言わなきゃいいのに、というような事を言ってできあがったものを持って部屋へ引っ込んでいった。 私はその時、ものすごーーーーく悪い事をした気がして 速攻彼女の部屋へ行って謝った。 そして、またいつでも作ってあげるから来てくれ、と言った。 その後、彼女が来たかどうか、全然覚えていない。
もう1ヶ月ぐらいたってたんだよねえ。彼女が頼みに来た時。 でも、その間、彼女、きっと何度も作って、って言いにきたかったと思うんだよー。 なんで作る事になったか思い出したけど、彼女の帰りが余りにもいつも遅くて、それからご飯作るの大変そうだなあ、と思って それぐらいなら作ってあげるよ、って言ったんだった。 だから、頼まれた時も、かなり夜遅かったんだー。 そういう事です。
何度か作ってって言いたかったけど飲み込んでて やっと言いにきた彼女にとった態度が悪かった自分に ものすごーく自己嫌悪したのです。
その事はもう高槻は覚えていないようだ。東北へ行った時、2度ほど会って、当時の話題になったんで聞いたんだけど。 (岩手の北上っちゅーとこに住んでいる。中学教師で3児の母。)
今でも時々、自分でした約束を忘れてた事に気づくとあの時の 高槻の顔が浮かぶ。
、、、、ってなんでこんな事をまた今日思い出したかと言うと、 昨日、シモンがマンガ部屋のマンガ棚を追加で作ってくれた。 んで、そのお礼にあとで肩もんであげよう、と言ったまま すっかり忘れていたのでありました。 それを今思い出したのー。 あははー。 今からコーヒーの時間だから、家に入ってくるからその時にでも。
約束って、両方ともが忘れてたらそれはそれでいいんだけどね。
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