■AP通信
米オハイオ州で12月29日、猫が警察に緊急電話をかけ、車椅子から落ちていた主人の危機を救うという“不思議な出来事”があり、話題になっている。
警官のパトリック・ドーアティ氏が29日夜、無言の緊急電話がかかってきたアパートに駆けつけると、リビングの床に置かれた電話の脇に猫が寝そべっていた。さらに奥に進むと、猫の飼い主、ゲイリー・ロシャイゼン氏がベッドの脇で、車椅子から落ちて動けなくなっていた。
ロシャイゼン氏によると、同氏は車椅子から落ちた後、立ち上がろうとしたが、骨粗しょう症と軽い脳卒中の後遺症で起き上がれず、ベッドの上の緊急通報ボタンを押すこともできなかった。同氏は3年前から猫の“トミー”を飼い始め、一時は電話機の緊急直通ボタンを押す訓練もしたが、まさか本当にかけるとは思ってもみなかったという。ドーアティ氏も、「猫が電話するとは考えにくいが、それ以外に説明がつかない」と語った。■
飼い主の腰が痛いのに背中に飛び乗る猫とは大違いです。