１３日の日曜日未明、だんなの母方の祖母が亡くなった。
午前中から祖母の自宅へ行くと、すでに病院から戻っていた祖母。
綺麗な死に化粧。
じいちゃんは、そばにじっと座っていた。
この日は通夜・葬式の打ち合わせ等でバタバタしていた。
じいちゃんは、ばあちゃんのそばから離れない。
だまって体育座りでじっとばあちゃんの近くにいる。
翌日のお通夜は滞りなく済んだ。
昨日のお葬式、式場の椅子にずっと座っていた。
ワタシも一つ席を空けて座っていた。
時々、じいちゃんを見るが、祭壇の写真をじっと見ている。
開始３０分ほど前、ふと見ると、泣いていた。
ずっと我慢していたのか。
涙を拭いて、またじっと写真を見ていた。
多分、思いっきり泣きたいに違いない。
一拭き二拭きしただけだった。
何十年と連れ添ってきた相棒が消えた。
どんな気持ちだろうか、ワタシには想像もつかない。
１年以上も入院して透析もして、がんばったばあちゃん。
いつだったか、義母とだんなとで見舞いに行った。
痴呆が少し出てるときいていたが、
ワタシを見るなり、『○○ちゃんだろ？』ときちんとワタシの名前を言ってくれた。
結婚して７年ほど経つが、片手ほどしか会っていない。
なんでもっと会いに行かなかったのか、
今になって後悔している。
ワタシの名前を忘れずに言ってくれた事、一番の思い出だ。
寂しい事だが、苦しみからやっと解放された。
よく頑張ったといいたい。
どうぞ、安らかに。
いつかは我々もそちらへ行く日が来る。
そのときまで、待っててください。
今度は、いろんな話をしましょう。
