外出禁止令の出たチロベエ君
うらめしそうに、お外を眺めています。
土曜の夜、帰りが遅いので、探しに出たら、目の上や頬にケガをしていた。
その前の晩も、ケンカの声で慌てて家を飛び出し、大きな声で止めたけれど、シッポを立てて、白い稲妻となって畑を駆け抜けて行った。
昨日、今日は家に閉じ込められています。
ずっとこうして、お外に出ないでいてくれるとありがたいのだけれど・・・。
桜もそうだけど、長いこと、外で暮らしていた猫を完全室内飼いにするのは、とても難しい。
暴れて外に出たがる時は、ケージにでも
閉じ込めて、どんなに鳴いても、しらんぷりをしたら、出来るのかしら・・・。
どんな状態が猫にとって、快適で幸福なのかを考えてしまうので、私にはとても無理そうだ。
縁あって、家の子になってくれて、一緒に暮らせて、とても嬉しいけれど、
君が毎日が楽しくて、満足してくれて、
幸せでないと意味がない。
病気やケガをしないで、元気で長生きして欲しい・・・。
それが一番の望みだけれど、
君の意志を無視してまで、自分の望みを叶えようとするのは、一方的な
「人間の身勝手さ！」と言われているように思えてしまう。
ねえ、チロベエくん、
家に閉じ込めされるのは、かなわないかい？
もう、お歳なんだし、ケンカをやめて、家で
おとなしく、しててもらえると、
ばあやの寿命も延びますよ。
お庭の陽だまりで、くつろぐくらいは、もちろん、いいけれど。お願いだから、そろそろ、放蕩は足を洗ってもらいたい・・・。
