土曜の夕方、携帯電話の着信記録に懐かしい名前がありました。
室蘭に住むあかりの母猫サルサの飼い主さんからです。
転居して以降、3年近く連絡を取っていなかったですので
突然の電話に「サルサに何かあったのかしら？」と
不安を抱えつつ、こちらから折り返し電話をかけると...


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しぐれ君を送り出した28日。
午後から苫小牧の新しい職場へ行く用事があり
駅へ向かう途中、久しぶりに明るい時間に
あかりの生まれた路地を通りました。
もうすぐ室蘭を完全に離れるのでもう一度だけ見ておこう
と思って、ぶらりと寄ってみたのですが...
そこで嬉しい再会がありました。

あかりとみずきの母、サルサです!!
何と一昨年の夏以来の再会です。


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朝、社宅前で見つけた猫の足跡。
雪が浅く硬かったので足型がくっきりしています。


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一昨年夏に札幌へ里子に行ったサンちゃんの息子
しおん君＝ケンタ君が12月４日に永眠しました。
2004年の7月生まれで、まだまだ若い2歳4ヶ月でした。

写真は保護して里親探し中に我が家で撮った１枚。
サンちゃんがあかりの母サルサと姉妹という事もあり
サンちゃんの子猫はこの腹の兄弟３匹と、その前の腹の子猫２匹
ひなたちゃん＆さつき君も里親探しの縁がありました。

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これがサンちゃんです。
あかりのお母さんとサンちゃんは季節違いの姉妹です。


とてもきれいな三毛猫で、濃い緑色の目があかりに似ています。
ものすごく神経質で人前にはあまり姿を見せません。
この写真も１時間半ねばって、近寄ってきた所を撮りました。

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１歳になったケンタ君（＝しおん君）の
写真を先週いただきました。
（ケンタママさん、お披露目が遅くなってごめんなさい☆）


７月２８日はサンちゃんの子猫しおん君、かりん君、まろん君
の１歳の誕生日でした。（サンちゃんはあかりの
叔母にあたる猫で、現在も野良生活をしています。
人の姿を見ると出て来ないので保護できません）
サンちゃんは昨年２回、出産しており、５月に生まれたのが
ひなたちゃんとさつき君
７月に生まれたのがしおん君達兄弟です。

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あかりの母、サルサです。


駅に向かう途中の公園のそばの家で外飼いされており
月に１回くらい様子を見に行ってます。
コロコロして毛並みもよく、元気そうです。

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週末に尻尾が長くてジャパニーズボブテールに登録できない
「みずほ」の里親探しをしました。２つのサイトに投稿したところ
１日で３件の問い合わせがあり、記事はたった１日で削除しました。
...ありがたい事です。

野良さんの子猫を保護されて、ちょうど里親探しをしている
ブログ仲間が複数いるので、里親探しの事を書いてみます。

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今日の「地域猫」の記事はちょっとテーマが重かったかな...
と思ったのですが、いくつかのブログやサイトを巡っていて
意外に日本の野良猫の実情を知らない方が多い事に気がついたので
あえてテーマに選びました。
野良さんとの共存、避妊去勢手術の是非...いずれも
賛否両論あり答えはひとつではないと思います。
でも、個人がどんな結論を出す場合でも、現実をよく見つめ
実態を知る事から始めるべきでしょう...。

私は縁あって「あかり」と出会い猫のブリーダーの道を
歩み始めました（リンク集の「あかり」参照）が
野良猫の保護活動や里親探し歴も10年以上になります。
不幸な命が多々ある事を知っているので、ブリーダーを
始めるまでは一度も自宅で子猫を生ませた事がないですし
どんなに愛している猫でも１歳までに避妊去勢しています。
そのため、昨年春の初めての交配、出産の時は
「私が猫を増やす資格があるのだろうか？」と悩みました。

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ブログを始めてからいくつかのサイトで数回
話題にしてきた内容なのですが
よく考えたら自分のブログではあまり触れていなかったので
サルサの投稿をきっかけに書いてみました。


どこの町でも野良猫問題を抱えています。
野外を自由に歩きまわって生活する猫に寛容な地域もありますが
非常に風当たりの強い地域もあるのが現状です。
その場合は野良猫にエサをあげる事の賛否がよく問題となります。
どの地域にも猫好きな人はいて、わらわらと集まる猫達に
ご飯をあげているものですが...可愛い、可哀想等の理由で
エサをあげた結果、季節に関係なくどんどん子孫が増え
いずれ悲しい結末が...。ですが、ご飯をあげなければ
大部分の野良猫は餓えて死んでしまうでしょう。
日本にいる猫は西表島や対馬などの特定の地区を除き
原則的に「家猫」つまり元は人に飼われていた猫、もしくは
その子孫達です。その事情を考えると、野良猫に
ご飯をあげる人＝悪い人とは一概に言えないと思うのです。。。

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あかりのお母さんのサルサです。茶と黒がきれいな感じに
混ざり合ったサビさんで、やはりボブテイルの持ち主です。


春にあかり姉妹を保護した後、秋にみずき兄弟を生むまで
避妊手術ができなかったくらいとても警戒心が強い猫です。
サルサを保護して手術したのが2002年12月...。

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今日、５月10日はひなたちゃんとさつき君の１歳の誕生日です。
２匹は昨年保護した野良猫のサンちゃんの子猫です。


あかりの母サルサとサンちゃんは季節違いの姉妹なので
あかりとひなたちゃん達は従姉妹の関係になります。
４匹いた子猫のうち２匹が次々と命を落としたため
目が開いて間もない頃に保護し、人工哺乳で育てました。
現在ひなたちゃんは福岡、さつき君は東京で暮らしています。

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以前は。あんなに写真嫌いだったてまりが
このところ「いいお顔」をしてくれます。
カメラを向けると耳を伏せたり目をそむけていたのが
嘘のように穏やかな表情です。


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SUN（サン）ちゃんもそうですが近所に大きな公園や神社があるため
野良さんの比較的多い地区です。
直接捨てられるのか、どこからか迷って来るのか...数がなかなか減りません。
可愛い、とか可哀想という理由でご飯だけあげるのは簡単な事ですが
それだけでは解決にならないので、私は避妊・去勢手術目的で捕獲する時にしか
ご飯をあげていません。手術後は近所の方に「この猫の世代限り」であり
繁殖はできない猫だから、と見守ってもらっていますが
それでもいろいろな理由で猫を嫌い、虐待に近い嫌がらせをする方もいます。
野良さんが住宅地で暮らして行くのは容易でない時代です。

昨年２回出産したSUN（サン）ちゃんが妊娠しているようです。
SUNちゃんは近所の公園付近に住む野良さんで
あかりの母猫の姉妹、つまりおばさんです。
とても警戒心が強く、昨年も数回捕獲を試みましたが失敗...。
幸い生まれた子猫達は皆、保護して里子に行き幸せに暮らしていますが
やはりSUNちゃんを避妊しない事にはどうしようもないです。