今日の「地域猫」の記事はちょっとテーマが重かったかな...
と思ったのですが、いくつかのブログやサイトを巡っていて
意外に日本の野良猫の実情を知らない方が多い事に気がついたので
あえてテーマに選びました。
野良さんとの共存、避妊去勢手術の是非...いずれも
賛否両論あり答えはひとつではないと思います。
でも、個人がどんな結論を出す場合でも、現実をよく見つめ
実態を知る事から始めるべきでしょう...。
私は縁あって「あかり」と出会い猫のブリーダーの道を
歩み始めました(リンク集の「あかり」参照)が
野良猫の保護活動や里親探し歴も10年以上になります。
不幸な命が多々ある事を知っているので、ブリーダーを
始めるまでは一度も自宅で子猫を生ませた事がないですし
どんなに愛している猫でも1歳までに避妊去勢しています。
そのため、昨年春の初めての交配、出産の時は
「私が猫を増やす資格があるのだろうか?」と悩みました。
幸いにして。うちで生まれた猫がほしいと言って下さる方
予約して下さる方がいるので繁殖活動を続けていますが
「望まれず生まれ消えてゆく猫がたくさんいるのに
あえて繁殖する」事の矛盾に答えが出たわけではありません。
(論点は別ですが、純血種を人間の管理で繁殖させる事の
喜びと素晴らしさも知っています)
10年そこそこ野良猫とつきあったからと言って
自分が野良猫のすべてを知っているとは思いませんが
野良猫の世界、純血種の世界...私が経験した事が
どなたかの「道しるべ」になり、1匹でも多くの猫が
幸せになってほしい、そう思っています。
野良さんの子猫の保護、里親探し活動はまだ続けています。
。。。次回はもっと楽しい話題を投稿します。
写真は12年ほど前に初めて保護し、里親探しをした白黒兄弟です。
なんと、2匹ともジャパニーズボブテールでした!!
2匹とも東京の方のお家へ里子に行きました。元気でいるかしら?