週末に尻尾が長くてジャパニーズボブテールに登録できない
「みずほ」の里親探しをしました。2つのサイトに投稿したところ
1日で3件の問い合わせがあり、記事はたった1日で削除しました。
...ありがたい事です。
野良さんの子猫を保護されて、ちょうど里親探しをしている
ブログ仲間が複数いるので、里親探しの事を書いてみます。
準備として、まずは子猫の写真を用意します。
写真がない場合はイラストでも結構です。
子猫は基本的に可愛いですので一度目にとまれば問い合わせが
来る確率が高くなりますので、とにかく”可愛い”画像を用意します。
(トリミングや簡単な加工はOK!)
記事に目をとめてもらえなければ先には進みません。
募集記事にはなるべくプラスの要素を多く書く事。
トイレのしつけが済んでいる、離乳が済んでいる、感染症がない
(寄生虫、ノミ/ダニ、ウイルス...ひとつでもはっきりしているものがあれば記載)
柄がきれい、性格がいいetc...。当たり前の事でも書き並べて下さい。
ちょっと育った子ならばワクチン接種歴や避妊手術の有無も、です。
幸いにして問い合わせが来た場合、今度はその方を吟味をしなければいけません。
タダで入手できる事を逆手に取って”仕入れた”子猫を動物実験施設に卸す業者や
虐待目的で譲り受け、殺してはまた次の子猫に手を伸ばす...
残念ながらそういう悪質な人間が少数ですが確実に存在します。
そういった人間にもらわれて行った子猫は確実に不幸な運命をたどります。
対策として、ものすごく厳しい審査基準を設けるサイトもあるようですが
私は最低限、以下の事をチェックしています。まず、メールや電話のやりとりの段階で。
1)住所、電話番号(携帯のみの時は要注意。なるべく固定電話を)、名前を
早い時期から教えてもらう。(もちろん自分の情報も伝えています)
2)飼育環境を尋ねる。ペット可の住居かどうか、先住猫がある場合は
多頭飼いができる環境かどうか。以前飼っていた猫が死んだばかり...という方の場合は
失礼ながら死因も尋ねます。環境に問題があっての事故死や伝染病かもしれませんので。
そして、実際に里子に出す段階で。
3)可能な限り、その方が猫を実際に飼育する住居へ届ける。免許証等の身分証で身元を確認する。
4)ごく常識的で必要最低限の誓約書(※)を作り、同意の署名をもらう。
※ワクチンの定期接種、時期が来たら避妊去勢手術をする、完全室内飼い
これらのどれかに抵抗を示したり、ただひたすら
「そんな事はいいから、子猫さえくれればいい!」と言う方はお断りします。
ただし、こちらが詰問調なのでは敬遠されてしまいますので、言葉を選んで対話する必要があります。
さらに、可能であれば。
5)1歳になるまで、もしくは避妊去勢手術が終了するまでは月1回程度
近況報告をもらう約束をする。時々携帯で写真を送ってもらうだけでも
子猫が「健在」な証明になり、より安心です。
里親さんと良い関係を結ぶきっかけにもなります。
写真は昨年夏に里親探しをしたSUNちゃんの子猫達「しおん」君「まろん」君「かりん」君。