運命の出会いから4年。ね〜、さくら。君は覚えているかい?あんなことやこんなことを…週1・2回更新予定

November, 2010
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さくら猫

友猫『さくら君』彼との出会いを書いていきます。

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Feb 26, 2006
点滴打っている時の出来事
 ね〜、さくら。

君は覚えているかい?

入院した時のことを…

 

君は点滴を打たれ、『何が起きたんだ?』と、目を丸々させてキョトンとしていたね。

ただ、恐怖に怯えているようではなく、少し腰から脚にかけて痛いんだろうか、少しウツラウツラしていたね。

 

平穏な病院の空気が一瞬で変わったあの時のこと覚えているかい?

 

続く

Feb 19, 2006
空っぽですね〜♪

ね〜、さくら。

君は覚えているかい?

車に踏まれた時のことを…

 

先生は

『とりあえず、手術は成功しました。』

と話を切り出した。

 

私は

『来る時、息が止まったんですが…大丈夫だったんでしょうか?』

と聞き返した。

 

すると先生は

『あぁ、さっき、レントゲンを撮ってみたので一緒に見ましょう。まず、お腹を見てください。

・・・

・・

何もありません。

空っぽです。』

 

(゚Д゚)ハァ?

 

先生は苦笑いしながら話を進めた。

『野良ちゃんだったので、栄養失調気味の上に出血したので貧血を起したのだと思います。今、点滴を打ってますので、もう大丈夫ですよ。』

 

とりあえず、何はともあれ良かった。

 

続く

Feb 12, 2006
手術成功…
ね〜、さくら。

君は覚えているかい?

車に踏まれた時のことを…

 

無事手術は成功したようでした。

君は点滴を打たれたんだけど、その時のキョトンとした目は忘れられないよ。

凄く真っ直ぐな目で、『何が起こったの?』と言いたいような顔をしていたね。

 

手術をして頂いた先生の話。

忘れられないよな〜。

 

続く…

Feb 05, 2006
頭の中に色々な思いが駆け巡る。
ね〜、さくら。

君は覚えているかい?

車に踏まれた時のことを…

 

手術は大体30分くらいだったかな。

その間、凄くいろいろなことが頭の中を駆け巡ったよ。

 

君は、脚の付け根と腰の骨が折れていたんだよ。

車で踏まれたけど、不幸中の幸い。

腰にタイヤが乗り上げたから骨折だけで済んだんだよ。

少し膀胱は傷ついたけど、生死に影響はないと。

 

もし、あと10cmでもお腹の方へズレていたら…

お腹踏まれて即死だっただろうね。

あの一瞬で、生死を分けたのは一にも二にも

君の運が良かったんだよ。

 

まして野良猫。

普通ならそのまま放置されて死んでいっただろうに…

僕が運転手で良かったんだよ。

 

そう自分に言い聞かせて正当化させる人間的なところが少し嫌になった30分だった。

 

続く