ね〜、さくら。
君は覚えているかい?
退院後に病院へ通ったあの日のことを…
その日は午前中での診療だったんだよね。
その病院はいつも混んで、いろいろなケガや病気をした動物ちゃんたちが、まだかまだかと診察を待っていたね。
大きな犬から小さな小鳥まで、様々な種類の可愛く尊い命が、救われた場所でもあるんだよ。
待合室で待機して、左側をずっと見ていた君は、
とても大きなゴールデンレッドリバーが、病院に入ってきたことに気が付かなかったね。
その大きなワンチャンは、君の方へと歩み寄り匂いを嗅ぎに来たんだけど、君は少し違和感を感じて、初めて右を振り向いたその時。
あの、面食らった表情に変わった君の顔は忘れられないよな〜。目を真ん丸にしてビックリしたね〜。
でもその後、やっぱりワンチャンは嫌いなんだろうか
『フ〜、ミャ〜ゴ〜』
っていつもと違う鳴き声を上げたのにも驚いたよ。
あれは、鳴いているんじゃなくて警戒した声だったのかな?
でもね、さくら。
我が家には柴犬ハナちゃんもいるから、これからしばらくは苦労しそうだよ〜。
続く…
PS:明日・明後日の更新はできないため、早いですが今日行っておきます。併せて猫太の方もヨロシクね♪
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猫太のおバカな恋のお話