運命の出会いから4年。ね〜、さくら。君は覚えているかい?あんなことやこんなことを…週1・2回更新予定

November, 2010
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さくら猫

友猫『さくら君』彼との出会いを書いていきます。

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追悼特別

今回は本編から少し離れます。

 

7月7日(金)

午前0時30分過ぎ。

場所は大阪吹田市。

首輪が付いていたので、名前はあったのかもしれないが、

1匹の名もない猫が天に召されました。

いや、彼(彼女)は天へ行けたのだろうか…

 

状況として

夜の一本道を、車で運転していました。

前にはタクシー(だったと思う)が走っており、

時速は約80kmほど出ていたと思う。

 

私がふと気が付いたのは、今にも道路を横切りたそうな猫。

『あ、あの猫、たぶん渡るな〜。』

といった具合で、いつ飛び出してきても大丈夫なように

ブレーキの用意だけはしておいた。

 

猫は、何かに取り憑かれたように、一目散に駆け込んでいった。

おそらく無事に抜けるであろうと思えたのだが、

前の車はその猫の駆け足と同時に、スピードをアップさせ

不幸にもその猫はモロに轢かれてしまった。

前の車とは距離間隔もあったので、スレ違えると思っていたのだが…。

 

その車は、猫の体を完全に乗り上げて、そのまま行ってしまった。

後ろで追走していた私の車も、急ブレーキをかけて車を止めた。危うくその猫にトドメをさしてしまう所だったのだが、倒れた猫からおよそ1m弱の所で止める事ができた。

 

車から降りて見ると、かなりもがき苦しんでいたのだが、間もなく全く動かずに息も引き取った。

かわいそうに、彼(彼女)は目を見開いたまま、天に召された。

最後に彼(彼女)は何を思い、天へと帰っていったのだろうか。

何を目に焼き付けて行ったのだろうか…

 

今回、さくらとの出会いを書いている以上、どうしても他人事とは思えなかった。さくらも同じような運命を辿りかけたことがあるから。状況としては全く同じである。

彼(彼女)は運が悪く、さくらは運が良かっただけなのかもしれない。

 

この世は猫には住みにくい世の中になっている。

車は行きかい、今日もどこかで猫や動物たちが車の犠牲になっているであろう。

猫を世話する人間として、彼(彼女)を見送ることができたのは、何かを考えさせられるキッカケになった。

 

おそらく彼(彼女)が生きていたことは、ほとんどの人が知らず、人知れず生きて人知れず死んだ。あまりにも寂しい…

しかし、彼(彼女)は、紛れもなくこの世で活躍(?・どう活躍したかはわからないが)した猫であることを、せめて私だけでも記憶に留めて置こう。

彼(彼女)が生きていたという証を、今ここに記す。

 

合掌

 

終わり

 

次週より再び本編に戻ります。

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http://cat.pelogoo.com/sakuraneko/rtb.php?no=1152374342194882



この記事への返信
え・・・。
私も昨日、轢かれてた子を見ました。
凄く車の往来が激しかったので停めて見る事は出来なかったし、ちょっと車線も離れてたので、猫じゃないかもだけど。
で、そのあと夜、バイトの帰りに道路を横断する猫サンを見ました。
そのときは私の車だけしか走ってなかったので、ユックリとスピードを落として猫サンは元気に渡って行きましたが。
その轢かれた猫さん・・・首輪してたのですよね・・・。
飼い主サンも待ってるんじゃないかな・・・。
無事に虹の橋で飼い主サンと逢えます様に・・・。

そお考えると、さくら君は本当に運がイイですね!!
Posted by 白雪 | 04:53:59, Jul 09, 2006
私も車を運転するのですが
たまに車に轢かれた猫や犬を目撃します。

車を乗る人は注意して運転してほしいものです。
Posted by 恭一 | 13:49:59, Jul 09, 2006
そのコの飼い主さんはそのコを見付けてあげる事が出来た
のでしょうか。どうか、見付けてくれていますように!
この世界はあまりにも人間ばかりが住みやすい状態になっ
てしまっているんでしょうね。自分もその恩恵を存分に受
けている身なのですが・・・。
どうしても軽く見られてしまう人間以外の命ですが、そん
な人間以外の生き物と共に暮らす人間として、大切な命を
1匹でも多く守っていきたいですね。まずは身近な愛しい
存在から・・・。
Posted by えったん | 15:37:29, Jul 09, 2006
ひいた人も、分かったはずですよね。
でも、そのまま行ってしまった。
さくらくんも、あのままだったら死んでいたかもしれない。
さくらくんは、本当に幸せでしたよね。
この猫ちゃんの飼い主さんも、飼い猫をこんな形で亡くして
悲しすぎますね。
最後を、さくら猫さんが看取ったことがせめてもの救い。

外を歩くすべてのねこちゃん、危ないから道を渡るときは車に気をつけてね。
Posted by まきっころ | 18:30:35, Jul 09, 2006


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