徒然に綴るきゅうママの日記。拙いひとり言

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PROFILE
きゅうちゃん

2002年3月15日生まれです。「子猫もらってください」の貼り紙がご縁で幸か不幸か我が家の一員に。手荒く元気に遊んでくれるお兄ちゃん達が大好きなきゅうちゃんです。我が家の女王さまなのだ〜〜

きゅうママ

小学生だった子供達がお金を出し合って買ってくれた誕生日プレゼントのDVDが1番の宝物。歳には勝てない!。と実感してはいても、気持ちだけは「お姉さん」

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Jul 30, 2008
それぞれのタラント
聖書の中でイエス様はこんなたとえ話をされています。
(ここに出てくる「タラント」とは当時の通貨の単位で、1タラントは6千デナリ、そして1日分の賃金が1デナリなので、1タラントは6千日分の賃金に相当するのだそうです。)

ある人が3人のしもべに、それぞれ能力に応じて、5タラント、2タラント、1タラントを預けて旅に出た。
5タラント預かった人、2タラント預かった人はそれぞれそれをもとに、仕事をしてさらに5タラントを10タラントに。2タラントを4タラントにした。その人達は主人から「よくやった。忠実なしもべだ」と褒められた。しかし1タラント預かった人は不満に思い、その1タラントを地に埋めてしまった。その人に対して主人は「悪い怠け者だ。その1タラントを取り上げて、10タラント持っている人にあげなさい」という。持っている者はさらに与えられ、持たない者は持っている物もなくしてしまう。
というものです。

ここでイエス様が言いたいことは、人はみんな持っている物が違い。神様の前にはどんな人でも、一人一人が個性のある、ユニークな大切な存在なのだ。
でも神様を見失ってしまうと、自分を他の人と比較して、自己卑下して、劣等感を持ったり、優越感を持って、他の人を見下したりしてしまう。そして、多くの人は持っているものに目を留めず、足りないものに目を留め、不満に思う。
少しでも持っている物に感謝できない。そして持っていると思うと、それもまた感謝せず、高慢になる。それが神の前に罪人である私達人間の現実の姿なのだ。
「1タラントある」と考えるか「1タラントしか持っていない」と考えるかでは、かなりの違いがある。
「1タラントしかない」としか考えられないのでは、持っている人に対して妬み、嫉妬、そしてそねみが生まれる。
「1タラントある」と考えれば、感謝が生まれ、他人と比較することなく、伸び伸びと生きられる。

最近、秋葉原の事件や思春期の子が大きい事件を起こしている。
そして、その犯人は大体「親が悪い」「先生が悪い」と人に責任転嫁している。「甘えているんじゃない!」って言いたい。どんな理由があったにせよ。犯罪を犯したのは自分なんです。それを、誰かに責任を押し付けはいけないのです。自分が犯した罪。その現実をしっかり把握して、自分の責任でしっかりと罪を償うべきなのです。責任転嫁なんてしてはならないのです。

でも彼らにも同情する所はあるのです。
幼い頃から、1タラント預けられた人のような親から十分な愛情を注がれることなく、自分自身をしっかりと認めてもらえず、他人と比較され、競走馬のように、支配されてきたんだと思うのです。「親に無条件で愛され、認められる」という土台がなく、自分の価値を見だせないまま成長してしまったのだと思うのです。一人の人間としてしっかりしつけられずに育ったんだと思います。確かな指針を持たない親から他人の子と比較し続けられたんです。

ネコのきゅうちゃんを通してお知り合いになれた方のブログを拝見すると皆さん愛情豊かな方達だと思います。きっと十分な愛情を受けて育った方達なんだろうと思うんです。だから愛し方を自然に身につけられたのではないでしょうか?。
バレット掲示板の方達も同じです。とても心優しい方達で、癒されます。だからレスが楽しみになるのです。

田原米子さんと言う方がおりました。最近亡くなられました。私も以前お会いしたことがありますが、とっても明るくステキな方でした。
その方は思春期に「生きる」ということに真剣に悩み、電車に飛び込み、命は助かりましたが、両足、片手を失い、右手の指3本しか残りませんでした。
その後聖書に出会いクリスチャンになり、そこで気付いたことが「3本残っている」ということだそうです。
牧師と結婚し、3人の子供さんに恵まれ、米子さんは義足を履き、3本の指で工夫して家事、育児をこなしたそうです。
もちろん偏見は避けられなかったようです。それは仕方ありません。でも3人の子供さんたちはとっても伸び伸び育っておりました。ひがんで問題を起こすような子には育っていません。

私も米子さんのように生きたいと思いました。
杖を使えば歩ける。
確かに手は不自由だけど10本揃っていて、工夫すれば家事ができる。
首の病気で排尿障害、排便障害が出てしまったけど、薬を飲めば大丈夫。
逆食はあるけど、命にかかわるものではない。食道癌になる前に、逆食のうちに見つかって良かった。

前の記事にも書きましたが、首の病気をして、障害が重くなってから、買い物の時、電車やバスに乗った時など、色々な人の優しさに触れることが、多くなりました。
それから何よりも家族旅行です。普通男の子は高校生、大学生にもなると家族旅行なんて行きたがりません。でもうちの子達は私の車イスを押してくれるために一緒に行ってくれるんです。ラッキーです。
そして障害があるからこそできることもあるんです。
それは障害を持った方の気持ちを理解することです。
友達のお母さんが病気で不自由になってしまったのですが、私がお見舞いに行くのを楽しみにしてくれているんです。
また別の友達の妹さんが若くして神経難病になり、大変な状態なのですが、やはりお見舞いに行くととっても喜んでくれます。

あまり長く生きられないかも知れない。でも残されているものに感謝して明るく、精一杯生きて行きたいと思う。

今回は長くなってしまいました。ごめんなさい。


Jul 23, 2008
心のポケットに
日曜日、ランチを兼ねて子供の学校の役員親睦会でした
私は礼拝が終わってから会場に直行
これから秋の文化祭のバザーに向けての準備に入る前に、お互い顔と名前を知っておきましょう。ということで計画されたものです。
まずは自己紹介から
「2年5組の○○です。勢いで引き受けてしまって。。。手も足も不自由なので、どの位できるかわかりませんが、できることは精一杯していきたいと思っておりますので、宜しくお願いします」というごく普通の自己紹介。
しかしです。子供の高校は1年生は入試の成績で1組から悪い順にクラス分けです。
そして2,3年生も1年生の時の成績でコース分けされて、
1,2組は文理コース、3,4組は文系、理系コース、5,6組は文系選抜、理系選抜コース、7,8組は特進文系、特進理系コースとなっているのです。さすが私立高校はシビアです。でも所詮同じ高校ですから、みんなどんぐりの背比べ、大差はないのです。
なので、何年何組といういだけでみんな盛り上がってしまうのです。
その後は近くの人と雑談しながら楽しく食事。
初めて顔を合わせる方が多い。でもみんなすぐに打ち解けて、子供の話で盛り上がりました
そうなんです。前々日は終業式で1学期の成績表をもらい、前日から3者面談が始まっていて、私も含めてみんな冷や汗かきまくったばかりなのです。親睦会の後三者面談と言う人もいました。
それは話す事は尽きません。果てには先生のランキングが始まってしまいまさいた。
ランキングされているとは露知らず、先生方は日曜日なのに出勤して、今頃真剣に三者面談をしているのだろう。とまた盛り上がり、気分だけは女子高生に戻ったようでとても楽しいひと時でした。
でも気になったのは食事です。
最近食欲がない日が続いていたのと、やはりNG食品です。
かなり残しました。
みんなが心配してくれました。雰囲気を壊さないように明るく「最近食欲なくて」と答えました。
そしてそれ以上突っ込んでくる人はいなかった。みんな常識人だ。
帰る時。会場は2階だったので、足の不自由な私はどうしても取り残される。みんなよりかなり遅れてお店をでて駐車場に向かいました。
別に何とも思っていませんでした。
しかし、一緒に盛り上がっていた人達がみんな駐車場から戻って来てくれたんです
「ごめんね。先に来ちゃって」
「え、戻って来てくれたの。ありがとう」
本当に嬉しかった
頚椎の病気をして障害が重くなってから、色々な人の優しさ、思いやりに触れることができる。
勿論障害者だって、偏見を持たれることもある。
ある時は子供まで偏見を持たれて、とっても切ない思いをした事もある。
それも事実です。
でも、私は心無い言葉や仕打ちは丸めてゴミ箱に」捨てるようにしたい。
そして心ある人からの、優しさ、思いやりを心のポケットにしっかりしまって生きたいと思う。



Jul 18, 2008
不思議なつながり
最近、毎日のようにパソコンを開いています。
バレット食道の掲示板、そこで知り合えた方のブログ、それとネコのきゅうちゃんを通して知り合えた方のとっても可愛くて楽しいブログ。
みなさん、お会いしたことのない、お顔も知らない方達です。そして住んでいる所も遠く離れた方達です。
バレット食道の掲示板では、比較的近い方がいらっしゃって、嬉しくなりました。でもお顔は知りません。
しかし色々お話していると、親しみを感じ、とっても身近に感じるんです。
思えばこのブログを立上げたのは、腐れ縁で付き合っていた友人に手とり足とり、指導してもらって、やっと立上げたのです。
友人とは21年前教習所で知り合い、その後しばらくは年賀状だけのお付き合いでした。
しかし、同じ時期に同じ病気になり、手術。
友人は退職し、私もヘルパーの仕事を辞めて、専業主婦に。
その頃から連絡を取り合うようになりました。
所謂本来なら「教習所で知り合った人」でそれだけのお付き合いで終わってしまうのが普通の方。それが病気になったことで親しくなって。このブログを立上げたことで、同じネコを飼っている方とお話ができるようになり。
そしてバレット食道の掲示板も”病気が取り持つご縁”
頚髄症も逆流性食道炎も辛いもの、でもそのお蔭で色々な方達とお知り合いになれて、お友達が増えたって思うんです。
不思議な気持ち、不思議なご縁です。
Jul 09, 2008
私って*^(☆。x)
先週、義母の7回忌の法事がありました。
あ〜〜。もうそんなになるのか〜。
法事は、子供達と孫達だけで行いました。
いわゆる、私にとって、法事の時だけお会いする、よく知らない方はいない、比較的気楽なものでした。
しかし、なんと言っても「義母」の法事、いくら子供達と孫達といっても、私にとっては義理の関係者です
そして、食事。逆流性食道炎にとってNG食品、また夫の兄姉達に気を使いながらの食事です。夫は兄、姉がいて、末っ子なんです。私は末っ子の嫁。一番年下
それに、兄、姉はほぼ同時期に結婚しているのに、私達はそれから約10年後に結婚しているんです。
兄姉にとって、私は未だによそから来た「嫁」です。ぼーっとしてはいられません(ストレス大)
後の逆流の嵐が心配でした。
でも、義兄姉だって、そんなに怖い人ではありません。とてもいい人達です
出された食事もとっても美味しかった〜
義母の思い出話をしながら、それなりに楽しく過ごせました。
心配した逆流感も殆んどなく、思っていたより、ストレスはなかったと思っていました

ところが。。。
夕方、ゲームソフトのお店から子供に電話がありました。
子供は塾だったので、伝えておきますと言ったのですが。。。
店員「いや、先日注文していただいたソフトの発売日が延期になったんですが・・・
私「わかりました。伝えておきます」
店員「いえ。そのタイトルもお伝えした方がいいと思うんですが、ちょっとややこしいタイトルなんで、本人に直接お伝えした方がいいと思うので、またお電話いたします」
私「それってどういう意味ですか
 「私は母親ですが、うちの子は母親に知られては困るようなタイトルのゲームソフトを注文したんでしょうか。それは母親には言えないようなタイトルなんですか
店員「すみません。ごめんなさい。すみませんでした。いえ。ご心配なさるようなものではございません。タイトル名がとても長いだけです。ご心配おかけするような言い方をしてしまって、すみませんでした」
私「母親なので、子供が害になるような物を買おうとしているんじゃないか?と心配になってしまったんです。そうでないならそれでいいんです。きつい言い方をしてしまってすみませんでした」
店員「こちらこそ、申し訳ありませんでした。またよろしくお願いします」

はあ。私って・・・。
電話の向こうの見ず知らずの人に対して。キレまくってしまって。いくら子供の事が心配だったとはいえ。
店員さんに対してキレることではなかった
子供が帰って来てから、子供によく確認して、有害なものなら、注文を取り消すように言い聞かせればいいだけのことだった。
店員さんはまだ若い声だった。きっと「怖いおばさん」に突然キレられて驚いた事と思う。悪かった〜〜。

法事の席。ストレスを感じていなかったが、知らない間にイライラいていたんです。

その日は夕飯の時間になても私の胃は満腹状態。夕食は食べられなかった。
でも、そのお蔭で、逆流は殆んどなかった。
良かったのか。悪かったのか。。。
しばらく(と言っても2〜3日)自己嫌悪で凹んでしまった。

でも立ち直りの早い私。失態を忘れかけていました。
忘れないように。繰り返さないように。と祈りながら記事にしてみました。
Jul 03, 2008
年金特別便
年金特別便、来ました。1カ月位前に
「記入漏れ」私とは関係ないとそのままにしてしまいました
先日、軽い気持ちで開封してみたら・・・あったんです。「記入漏れ」

厚生年金の部分がすっかり抜けていました。年金手帳を確認したら、厚生年金と国民年金と記号番号が違うんです。仕事を辞めて国民年金になった時、違う番号にされてしまっていたんです
すぐに電話を入れて問い合わせ。厚生年金、国民年金両方の記号番号、勤めていた会社名、当時の旧姓など色々確認されて、記載されている事が確認されました。すぐに「回答欄」に書いて返信しました。危なかった〜〜。もう少しで給料から天引きされて、納めていた厚生年金の部分が「未納期間」になるところでした

でもそのお蔭で遠い昔(○十年前)、若かりし頃を懐かしく思い出しました
入社した時、主任はバリバリの中年のおばさん(今の私より若干若い)。失敗してよく叱られました。怖かった〜〜。風邪でもひいて休めばいいのに・・・って思っていました
仕事を教えてくれたのは、5歳年上の先輩。とっても優しかったけど・・・。先輩が教えてくれたとおりに仕事をして、失敗しても何にもかばってれない。私に責任を被せて自分は逃げてしまう少しずるい所もあった。でもそんな時は決まってお昼おごってくれて・・・。時には夕飯にとっても美味しいお店に連れて行ってくれたり・・・それですっかり騙されていました(若かった〜)
同期の子達とよく旅行に行きました。{とらふぐ」「おたふく」「やまんば」「局」等、主任や先輩一人一人にあだ名をつけて、とっても楽しく鬱憤晴らしをしたものです
働くって大変なことだと思っていました
でも退職する時は涙が止まらなかったんです
あんなに「嫌い」と思っていた主任の事も、先輩の事もとっても懐かしく思い出すんです
今頃どうしているかな〜と
人間って不思議な者ですね