19○○年9月11日は私の誕生日
。○○歳になりました。
5年前の2001年9月11日、私は入院中でした。
外出の許可ももらえず、行動範囲も医師や看護師さんの目の届く
病室のあるフロアー内に限られていました。
こんな所で誕生日を迎えるなんて
ふてくされて夜ラジオを聴いていると、あの同時多発テロのニュース。
私にとって最低最悪の誕生日となりました。
それ以来、元気で自宅で誕生日を迎えられたことを祝って
というか私の手抜きもあって
家族で外食をした後、ケーキを買って家でお祝いをするようになりました
ところが今年は、前にもお話したように家族揃っての食事が難しくなりました
仕方ないかな?と思っていたら。
下の息子がおだんごとおはぎ(私の好きな物)をお皿に綺麗に盛って
「お母さんお誕生日おめでとう
」って言ってくれました
続いて上の息子も小さなケーキの箱を出して
「今日は誕生日だろ」って照れくさそうに言ってくれました
箱を開けるとシュウクリームが一つ入っていました
そして主人は四等分するとちょうど一人分、というような
かわいいデコレーションケーキを買ってきてくれました
小さなケーキに「○○○ちゃんお誕生日おめでとう」のプレートをつけて。
それぞれできる範囲で精一杯のことをしてくれたのです。
どんな高級なレストランより、どんなおいしいお料理より
私にとっては最高に幸せなお誕生日になりました
ママ、お誕生日かにゃ。
うん?。何?。○○歳?
ママ、おばさんだにゃ〜
もうすぐ「ば」と「さ」の間に「あ」が入るにゃ〜