昨夜はキトンブルーを話題にしました。
毎回子猫が生まれて成長するたびに話題にしてはいますが
今回が初めての方もいますので、ちょっとだけ。
猫は生まれた時は目が開いていません。
生後数日から10日くらいで開きますが
開いた直後は瞳孔(黒目)と虹彩(茶目)の部分に
濃淡差がなくほぼ全体が暗色です。
(この頃はほとんど見えていません)
生後2週くらいから瞳孔と虹彩に濃淡が出てきます。
(ようやく明暗が分かるようになります)
この頃の虹彩部分は、将来どの目色になる場合でも
基本的に濃灰青色で、これをキトンブルーと呼びます。
キトンブルーは生後3週くらいから徐々に抜けていって
その猫の本来の目色へ変わって行きます。
(キトンブルーの退色が始まる頃から動くものに
よく反応するようになります)
個体差が大きいですが、完全にキトンブルーが抜けるのは
生後2-3ヶ月くらいでしょうか。
でも、猫の場合はそれ以降も年月とともに目色は
少しずつ変わってゆきます。
妊娠出産で濃淡や色調の変化が出る事もあるようです。
大人猫のブルーアイ、ときわです。
昨夜の聖夜君やユール君とは色合いも違いますし
ブルーのグラデーションがついてます。
余談ですが。愛用のデジカメのストロボが調子悪く
(と言っても子猫を撮る際にはあまり使わない機能ですが)
昨日から一眼レフデジカメも使っています。
外付けのストロボを持っているので、ストロボをたいても
赤目現象を起こしにくく有り難いです。
↑のときわの写真が一眼レフでのストロボ撮影です。
これを機に、しばらく一眼レフにしようかな。
あまり長く使わないでいると機械も拗ねますからね(^^;)