先週届いた授乳中のかんなちゃんの写真です。
12月末生まれのにしき君 x かんなちゃんの子猫達は
4匹とも全員、元気に育っています。
茶白の女の子のうち1匹と三毛の女の子1匹は
里子に出さずに家に残すそうです。
この写真に写っている一番左でミルクを飲む茶白ちゃん
(この子が家に残すという女の子の1匹。右端がもう1匹の三毛ちゃん)
実はクラシックタビー(&ホワイト)の毛色です。
クラシックタビーはアメリカンショートヘアーやメインクーンなどの
洋猫ではお馴染みの渦巻きのような模様の事です。
日本の猫には比較的珍しい模様ですが、全くいなかった訳ではなくて
「雲形」という呼称が残っている事から、昔から日本に存在していたようです。
と言っても。近年見かける日本の猫のクラシックタビーの大多数は
戦後入ってきた洋猫からもらった遺伝子によるものでしょうね...。
ちなみにこれは「空ちゃん」。みずきの同じ腹の妹で浦河在住です。
見事なレッドクラシックタビーでしょう。
(みずきの姉である)あかりも、昨年東京へ帰ったてまりも
クラシックタビーの因子を持っている事が分かっています。
なので、てまりの息子であるにしき君がクラシックタビーの因子を
持っていても不思議はないのですが、まさかかんなちゃんも持っていたとは!
クラシックタビーはマッカレルタビー(普通の縞縞の模様)に対して
劣性なので、クラシックタビーの子猫が生まれたと言う事は
にしき君だけでなくお母さんのかんなちゃんも持っていたと言う事です。
(かんなちゃんの兄弟であるかずは君も持っているかも)
あかり、(みずき)、てまり、かんなちゃん...
皆、日本生まれの保護したジャパニーズボブテイル達です。
洋猫の血は思っている以上に日本猫の中に染み込んでいるようです。
<参考>雲形と言うのは日本画などに登場するうずを巻いて描かれる
雲のような形の事です。写真は雲形定規。まさにクラシックタビーです!