わたしのベッドに
忍び寄る
怪しい影・・・・
手前にあるのは
ネズミのオモチャです。
実はかりんさんが
運んできました。
運んできておいて
少し離れて
様子を伺っているのです。
「おかあちゃん、
ちゃんとネズミ捕りの
稽古をするかニャ」
わたしが動かないので、
業を煮やして
近づいてきました。
かりんちゃん、おかーちゃんは人間やから
ネズミなんて捕らへんのよ。
要らないからあっちへ持って言って遊びにゃさい。
「ウチはネズミ捕り
上手やからね、
おかあちゃんが練習せにゃ
あきましぇん。
ちゃんと練習しときにゃさいね」
そそくさと去っていきました。
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