ポール・ギャリコの「トマシーナ」を読了しました。
おもしろかった。
トマシーナのすこしタカビーな感じも猫らしくて可愛い。
タカビーなんだけど愛情にあふれてて、ちょっとドジなところもあって。
猫って自分の失敗も「ミスじゃないのよ、これは」ってカオするけど、
トマシーナにもそういう雰囲気が見られて、面白い。
ギャリコの本では、以前に「猫後の教科書」を読んでいたから、
「トマシーナ」で二冊目だけど、猫の目から淡々と人間を観察した感じとか
人間たる身としては、情けなくもありがたい(?)、フクザツな気分。
「トマシーナ」を読んだからには、トマシーナの大叔母に当たる猫が活躍する
「ジェニィ」も読まねばなりません・・・。
猫はいいにゃあ、猫は。