愛猫かりんさんとの日常です♪

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<めめ@はるか>

子なし主婦です。学校の放課後保育のバイトしてます♪           ↓↓↓HP『雪月華のとき』はコチラ
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<かりん>

2002,8月生まれ。ネットの里親募集を通じて、同年11/4に、めめ宅へやってきました。***************************Tシャツ等の衣類や文具・雑貨をかりんさんをモチーフにしたデザインで販売しております。『華鈴堂』へ飛んでみてくださいね♪        ↓↓↓ココカラ
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2005/09/28
猫とわたしとダンナ

昨日、『猫と庄造と二人の女』の映画を、CSで観た。
(http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD25016/)
これは、今年の一月に小説で読んだものだ。
当時の日記を以下に引用。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
谷崎の「猫と庄造とふたりの女」を読んだ。
なかなか面白かった。
リリーという猫に翻弄される人間たちを描いた作品である。
なにげなく、未読だったものを読んだにすぎない。
無論、猫好きだから、猫の出てくる小説を選んだのだが、
この小説、読み終えてほったらかしていたら、ダンナが目を留めた。
内田百間の「ノラや」のときと同じパターンだ。
あのときは、テーブルにほったらかしていたら、鉄道好きなダンナが
鉄道オタクの間で有名な内田百間の名に反応して、自分も読んだのだったが、
今回は、「あれっ、この本・・・」と言う。
「ほら、ぼくが前に言うてた、森繁久弥の」
ああ、と思い出した。
ダンナが有休のときに、ケーブルテレビで見ていた古い白黒映画だ。
わたしが帰宅したときに「今日、かりんちゃんソックリな猫が出とったで」
と言っていたのだった。
かりんそっくりと聞いて、へえ、と思ったが、
わたしが仕事に行ってる間に、またテレビばかり見ていたのね、と
少し憎らしく思ったりもしたので、「へえ」と適当に相槌を打ったきりだった。
そのあと、ケーブルの番組予告などで、ちらっとだけその映画の1シーンを見た。
「あ、これや、こないだ言うてたの」
ダンナに促されて見ると、なるほど、かりんによく似ていた。
で、その映画が「猫と庄造とふたりの女」だったらしいのだ。
「ああ、これのことやったん」
実はこの本を読みながら、リリーというその猫の性質や行動に、
やたらとかりんのそれを重ねてしまうことしきりだったので、
映画でのリリーが、見た目もかりんそっくりであったと知って
なんとなくいい気分になった。
ダンナなど、早速さっきから、「リリー。リリーちゃん」と呼んでいる。
当人(当猫)は、もともと「かりん」という名にすら反応しないのだから、
リリーと呼ばれようがゴンタと呼ばれようが、知ったことではないらしい。
わたしの座椅子で、澄まして香箱座りしている。
うちの夫婦も猫を中心に据えた生活になってるかもなあ、と
思わず苦笑してしまった小説でした。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
とまあ、そういう経緯であったのだが、
今回ようやく、わたしの見れる時間帯に放映してくれたので
見ることができた。
ちゃんと見てみると、実際にはそれほどかりんと似ているワケではない。
アタマとシッポに柄があって、体は白、というのは同じで
カラダの大きさもほぼ同じくらいだが、
アタマの模様は幾分そっけないし、カオはかりんよりふっくらと大きい。
目もかりんほど大きくなく、要するに猫らしい感じの猫だ。
シッポはたぶんかりんのほうが長い。
そして映画のリリィは原作のリリィよりは印象として随分愛想がよい。
映画の内容そのものも、筋の運び方が違うし
(小説では手紙の内容から始まるのが、映画では時間の順を追って
視聴者にわかりやすく話を運んでいる)
ラストも違う。
ラストが違うと、リリィという猫の存在意義も随分違ってくるワケだが
映像的なラストシーンとしては小説のラスト通りではややボケるのかもしれない。
観念的すぎて伝わりにくいということもあるし。
なので、映画は映画として、あれはあれでよかったのだと思う。
リリィを手放したあとの庄造が、リリィのトイレのニオイを懐かしむくだりがある。
妙にわかる気がして笑った。

2005/06/29
ジェニィ
さっき、ギャリコの「ジェニィ」を読了しました。
「トマシーナ」もよかったけど、わたし的には「ジェニィ」のが面白かったかな。
ますます自分ちの猫にもいとおしさが・・・。
2005/06/27
シッポがともだち

ちょっとまえ、ぷらぺでも「お友達」登録していただいているりりこさんから
桜沢エリカ嬢の「シッポがともだち」をお勧めいただき、
先日アマゾンで注文していたのが、今朝ほど届いた。
「シッポがともだち」の1巻と、ポール・ギャリコの「ジェニィ」である。
「シッポがともだち」は、タイトルは以前から知っていたが、
桜沢エリカのマンガを読んだことがなかったので、
なんとなく「えいっ」と買ってみる気になれずにいたのだ。
今日、通勤の行きかえりに読んでみた。
面白かった。
可愛かった。
やっぱり猫は可愛いなあ、でれでれーっ、となってしまった(^^;)
2巻以降も買わねばー・・・・。
んで、先ほどから「ジェニィ」を読み始めた。
これは先日読んだ「トマシーナ」の著者であるギャリコの本だ。
トマシーナの大叔母がジェニィらしい。
物語そのものには全く関連なさそうだが、ギャリコの本はそれなりに好きなので
楽しく読めそうである。
2005/06/19
トマシーナ

ポール・ギャリコの「トマシーナ」を読了しました。
おもしろかった。
トマシーナのすこしタカビーな感じも猫らしくて可愛い。
タカビーなんだけど愛情にあふれてて、ちょっとドジなところもあって。
猫って自分の失敗も「ミスじゃないのよ、これは」ってカオするけど、
トマシーナにもそういう雰囲気が見られて、面白い。
ギャリコの本では、以前に「猫後の教科書」を読んでいたから、
「トマシーナ」で二冊目だけど、猫の目から淡々と人間を観察した感じとか
人間たる身としては、情けなくもありがたい(?)、フクザツな気分。
「トマシーナ」を読んだからには、トマシーナの大叔母に当たる猫が活躍する
「ジェニィ」も読まねばなりません・・・。
猫はいいにゃあ、猫は。