昨年、長い間続けて免許皆伝、師範までとった
地唄(琴・三味線)をやめて以来、
なにかシュミを持ちたいと思ってきた。
地唄は、時間的にも経済的にも精神的・肉体的にも、
かなーりかなりかなりワタシの生活を脅かし続けたので
なにか気楽〜に出来るものを、と模索してきたのだ。
ほんとはお茶なんかをやってみたいのは山々だが、
当分本格的な古典系はこりごりなので、ちょっとしたカルチャーセンターの講座でも、と
近鉄文化サロンのカタログを見てみた。
絵も一度は習ってみたいよなー、と思っていたら、
お、手ごろなのがありました。
「墨絵で楽しむ猫」。
あたしのタメにあるような講座???
講師は、中浜稔氏。
去年の夏、法善寺の上方浮世絵館のショップで
たまたま中浜氏の絵葉書と出会った。
それからすぐ、難波で中浜氏の個展があったので見にも行った。
中浜氏ご本人もいらして、そこらへんのよう喋る気さくなオッチャンという印象だった。
そうか、あのオッチャンが講師さんか・・・・。
人見知りなワタシは、あんまりよく喋るヒトにうまく馴染めるかどうか自信がないが、
まあ月1回の6回コースなんで、それほど精神的な負担にもならないだろう。
とにかく一度、「絵を習う」というのがどういうものか体験してみたいし。
本気で習うなら、デッサンとかパステル画とか、フツウに水墨画とか、
色々コースはあったけど、べつにシュミでやるだけだし。
なににつけても基礎のキライなわたし、いきなり好きなことをしたいワガママ者なので
テーマが「猫」と決まっているのはヒジョーにありがたい(笑)。
野菜や果物ばかり描いていたら、たぶん途中で投げ出しそうだ(^^;)。
そんなワケで、来月からです。
うーん、ドキドキ。