初めて鈎針で毛糸を編んだ。 鎖しか編めなかったので、記号も編み方の名称も全く知らない。 誰かが編んでるところを凝視したこともない。 本とにらめっこしながら、モチーフに挑戦。 うー、イライラする。 どこが次の目だ!? ここか!? 突っ込む。アレ? 糸が割れた。 じゃあ、ここか!? えいっ!! あっ、穴になった。 ざくっ、ざくっ、とテキトーなとこに針を突っ込んでいく。 あれっ? 一段目は細編み五目だったのに、 なんで花びら7枚もできてるのだ!? ええいっ、こんでええやん!! むきーっっっ!! 料理も計量は大嫌いだが、こんなところでも大雑把さを露呈する。 もうっ、ムカつくんじゃー!! 「こんなデカい花はイヤにゃー」
「これくらいなら許してやるニャン」