今日は、うちの親が、叔父んちの近くで もいできた蜜柑を
持ってきてくれました。
父がマンションの駐車場に入れるのがメンドウなので
車をマンションの敷地の外に停めて
「ちょっと降りてきてよ」と母。
蜜柑のかわりにこないだ京都で買った漬物持って
かりんさんダッコして下へ降りる。
かりんさん、エレベーターの中でもうブルブル。
そういえばキャリーに入れずにダッコでエレベーターは初めてか。
かりんさんはうちの母がニガテ。
たぶん、声が大きくて動きがバタバタしてせっかちだからか。
いつもほんのちょっと近づかれただけで
「ハァァァァッッッ!!
」
「シャアアアッッッ!!
」
それが今日は、ブルブルガクガクで、それどころじゃない。
「この子、今日はなでさせてくれるやんかー♪」
大喜びの母。
大災難のかりんさん。
「きれいな毛やなあ。
見てみぃ、パパ、撫でさせてくれるでー。
こないして大人しいにしてたら、かいらしいなあ。
黄色い首輪よう似合うてるなあ。
足の裏、ピンクで赤ちゃんみたいやなあ。
全然ニオイないなあ」
と絶賛の母。
いつもは邪険にされるから
「にくったらしい、可愛げのないネコやな」
とブゥたれてるのに、触らせてもらったら大満足の様子。
かりんさんは怒る気力ゼロ(笑)
両親が帰って、マンションのブロック塀にかりんさんを乗せてみたりする。
やっぱネコはブロック塀に乗ってるのが似合うわねえ、などと
こっちはちょっと嬉しい気分だが、
かりんさんは塀の上でブルブル・・・・
可哀相なので、とっとと連れて帰りました。
うちは10Fなのですが、10Fのどの部屋が自分ちなのか
かりんさんはわからないようです。
エレベーター降りたところで下に下ろすと、
一軒ずつ
「ここやわっ、ここがウチのおうち!!
早く入れてっ!! 入れて入れてっ!!」とトントン。
「ちゃうやろ、ここはかりんさんのおうちと違うよ」
リードを引っ張っても
「ここやんっ!! ここに入るっ!! ウチの家やんっ!!」
と動かない。
抱いてそのドアの前から離すと、次のドアの前で
「ああ、ここやったわ!! ここがおうち!! 入れて入れてっ!!」
「ちーがーうーーーーーーーーー!!」
アタマの悪いネコである。