6時就寝・8時半起床のなか 映画館へ行ってきました。
今日は大阪梅田にある【三番街シネマ】が32年の営業最後の日だったんです。
梅田には【テアトル梅田】か【ガーデンシネマ】に よく行くのですが、【三番街シネマ】にもお世話になりました。
最終日の今日は「〜想いでのラストショー〜」と題して、過去に上映してきた作品の中から 厳選して9つの作品が上映され
その中に 大好きなヴィム・ヴェンダース監督の「ベルリン・天使の詩」の上映も決定していたので、ろくに睡眠もとらずに行ってきちゃいました。
ちなみに他には「もののけ姫」「サタデーナイトフィーバー」黒澤監督の「影武者」なんかも上映されましたよ。
(詳細は
コチラから。)
ちなみに 今日はすべての作品がたったの500円なんです。
うひょー
さすがに32年の最終日なんで スタッフの方々も気合いが入っているカンジでしたね。
おエライさんぽい方も総出でお客さんを迎えていたような気がします。
午前中の上映だったんですが、客席も9割くらいは埋まっていたかなぁ。
ちなみに「ベルリン・天使の詩」がこちらで上映されたのは1988年。
当時のことを懐かしんで観に来たヒトもいたでしょうね。年配の方が多かった。
ボクなんかまだ映画館へ行ったことがあるかも微妙な年齢でしたよ。
たぶん家でコロコロコミック読んでいました(笑)1988年。
実は「ベルリン〜」はジャケ違いでビデオ2本持っていたりします。
作品の持っている温度とか質感がほんとに大好きで、モノクロとカラーを使いわけた映像とか音楽もすばらしい。
映画にハマり始めたときに観て衝撃を受けた作品のひとつです。
子供たちには天使の姿が見えたりするんですよね。子供たちの表情がベリーナイス。
ヴィム・ヴェンダース作品では「パリ・テキサス」よりも大好きな作品でした。あと「都会のアリス」とかね。
本当に32年間オツカレサマでした。ありがとう三番街シネマ。
それからテアトルを覗いたら「酔いどれ詩人になるまえに」をやっていることに気づきました。
公式サイト:
http://www.yoidore.jp/ボクが作家の中でずば抜けて大好きなチャールズ・ブコウスキーをモデルにした映画。
過去にはミッキー・ロークが演じた「バーフライ」とか、マルコ・フェレーリ監督の「町でいちばんの美女」なんかがあったりします。
それからリュック・ベッソン製作の「つめたく冷えた月」も原作はブコウスキーの「町で〜」の短編からでしたっけ。
まぁ、マット・ディロンは如何なものかな とは思っていたんですが、今日を逃すと行けなさそうだったので 勢いで夕方から観ることに。
正直「バーフライ」のほうが「ぽい」印象があったかな〜。
マット・ディロンだとあんまり「ブ男」に見えないんですよね。まー 悪い映画じゃないんですがね。
その点だと去年同じ映画館で観た「ブコウスキー:オールドパンク」は、さすがに本人が出て語ってるわけだからドキュメンタリーでもやっぱ面白い。
ブコウスキーは文章で読めよ。ということでしょうか。
ま、決してオススメはしませんけどね、ブコウスキー。
ボクには
波長が合うんで 別格な作家でも、合わないヒトは合わないやろし。
で、本当はこれからジョー・ストラマーの「LONDON CALLING」を観たかったんですが(1日1回レイトショー)、断念。
今日まで3日間、
LATIN BEAT FILM FESTIVAL'07も【梅田ブルク7】でやっていたんですが、
観たかった「夜のバッファロー」(マーズ・ヴォルタのオマーが音楽を手がけている)も、上映時間を問い合わせようと思ったら
3日目の今日だけ上映なくて観れませんでした;ガックシ