私がチョコピーくん達のことを知ったのはちょうど２週間前の9/7でした。
『１０歳と３歳のネコたちが健康なのに安楽死させられようとしている・・・なんとか里親さん見つけてもらえないだろうか？』という懇意にしている獣医師からの電話でした。
チョコピーくんはお姉にゃんのパクちゃん（１０歳）と老夫婦に飼われていました。
奥さんが末期肝臓がんで余命数ヶ月と診断され、ご主人も膝が悪くて介護認定を受けてみえます。
元々チョコピーくんとパクちゃん（それにチロちゃんというワンコもいました）は奥さんが可愛がっていたそうです。
そしてご主人は奥さんの看病と自分のお世話で精一杯・・・奥さんは獣医師に安楽死を依頼しました。
自分の死後、イヌとネコ達が辛い思いをすることが眼に見えている・・・ならば自分の腕の中で、と。
パクちゃんは１０歳、チョコピーくんはまだ３歳で共にとても健康なのです。
それまで獣医師は冗談だと思い（思おうとしてでしょうね）取り合わなかったそうなのですが、
先週仮退院して来た奥さんが『安楽死させてもらえないのなら保険所に連れて行きます』 と・・・。
あわてて獣医師は２ネコ１ワンを引き取ってきました。
私には里親募集のノウハウは無いので、すぐにねこ子嬢に連絡して快諾して頂きました。
saori嬢に至っては『１０歳の女の子は里親募集とかお試しとかさせたくないから、私が面倒見るわっ！』と。。。
私は週末に里親募集用の写真を撮りに行って来ました。
チョコピーくんはとても甘えん坊のすりすりニャンコで、
か細い可愛い声で鳴きながらケージ越しにスリスリスリスリスリスリ。。。。。
ケージを開けると隣のケージにいるパクちゃんと鼻を突き合わせてうにゃうにゃ言いながらおでこや頭をグルーミングしあう。。。
そして下段のケージに居るチロちゃん（ワン姉さん）がクーンクンと甘え鳴きすると、耳をそばだてる２にゃん。。
２にゃんは完全室内、チロちゃんはお庭で暮らしていたらしいのですが、ちゃんと家族だと解っていたのでしょうね。
（私はその時にチロちゃんも同じ運命なのだと知ったのですが）
正直涙が止まりませんでした。。。
そして獣医氏と奥さんは
『パクちゃんとチロちゃんは老齢だし自分たちには懐いているので、先住犬猫となんとかなれば自分達で看取りたい、
でもチョコピーくんまでは２Ｆ（自宅）には上げられないが、良い里親さんが見つかるまではウチ（入院室）で面倒見るつもりだ。』
私は日の当たらない風さえ通らない入院室（ケージ）にいるよりは我が家の方が良い筈！と
チョコピーくんを連れてきてもらいました。。。
全く身の程知らずです・・・キャパオーバーです。
しかもAJと同等の体格の男にゃんです。。。
私はAJに平謝りで、『ゴメンね、でもなんとかよろしく！』と。
AJはスゴイです。。。チョコピーちゃんにフーッもシャーッも全然せずにいます。
チョコピーくんはAJは勿論ちまちゃんを見かけても唸っちゃいます。
仕方ないですよね、激動の１週間だったんですから。
そしてもう既にチョコピーくんは、ヒトベッドで一緒に寝ています。
ヒトの左腕を枕にしてAJ、背中から尻にもたれてチョコピーくん、
そしてちまきちゃんは私の足の届かない足元で眠ります。
ヒトはといえば、寝苦しいけれどもそれを補って余りある幸福感に包まれます。
後刻修正するかも？ですが、とりあえずUP！
