AJはどうも、ヒトの言葉が理解できているような気がしてならない。
taccoが、「さ、AJお風呂入ろうか〜?!」と声掛けながら、風呂場に向かうと、
私よか先に風呂に行き、彼の定位置の風呂蓋上で寝そべりながら毛づくろいするのは、
毎日の日課である。
ま、それだけなら、単なる習慣か?とも思えるのだが、
先日はtaccoが風呂から出て、髪を乾かしたり必要最小限のお肌のお手入れなんぞをしている間、
しばらく一人(猫)で風呂蓋上で、孤独を楽しんでいたか寝ていたか、だった。
さて、taccoが夜のお手入れをあっという間に済ませ、
『ビールにしようか?やっぱワインか??』と考えながらキッチンに向かうと、
ちまちゃんが、彼女のダイニングテーブル(桃色イチゴ)前で待っていた。
t :ちまちゃん、まだお腹減ってんの〜?じゃ、ごはん3粒だけね♪
と、皿に盛った。
ちまちゃん、あっと言うまもなく完食。(その間AJは物音一つ無く・・・)
t :じゃ、おやつにしよか?
と、言ったとたんに、
ドン(風呂蓋から飛び降りた音)、ドドドッタタタタッ(慌ててキッチンに走ってくる音)と、
AJはマイテーブル(赤イチゴ)前で、『ボクは、ずーっとココで待ってました!』
とでも言うような正しいネコ座りで鎮座ましましていた・・・。
えっ、キミ・・・ごはんはいらんが、おやつなら食べたい、ってこと?
ごはん・おやつの音(声?)と意味・内容を理解してるの??
ヒト語を解するのは、食べ物関係だけなのかなぁ?
ま、すべてを理解してて欲しいような、
食べ物関係だけにしておいて欲しいような・・・
taccoの微妙な乙女心は揺れるのだ。