カイコウラのB&Bのクロちゃん
(tacco命名・・・そう憶えてないのよっ!)
いつも傍にいてくれた。
庭に出れば、案内するように前後にいる。
2泊しかしなかったけど、なぜか一緒に寝た。
B&Bのお母さんが、
「珍しいわね〜、彼女が一緒に寝るなんて・・・?」
「ネコ飼ってるんでしょ?」
「いいえ、今は飼っていません」と文法通りに答えるtaccoに
「ネコの居ないLIFE(暮らし?人生?)なんて不完全よ。」
・・・そうか、ネコがいないからだったのか、私が不完全なのは!!
と、深く頷いた。
帰国して直ぐにネコトイレと砂を購入。
オスでもメスでも何色でもどーでもよかった。
新聞やコミュニティ紙の【ネコもらってください】に、
片っ端から電話するが、一度も繋がらない(>_<)
新品のネコトイレ(既にセット済)をむなしくかき回す日々・・・。
そんなある日、仕事の大先輩でもあり、
親しくさせていただいているが、普段は連絡の途切れがちな
A子氏から、電話が!
「○○ちゃん、もうネコ飼ってる?」
「いや、欲しくて探し回ってるんだけど。なんでぇ?」
「イヌ友さんが仔猫3匹保護して、2匹は貰い手見付かったけど、
1匹残ってるんだって。そのお宅はネコは飼えないお仕事してらっしゃるの」
「アタシ、もらうっ!」
「オスだけど、良い?色柄はアミちゃん(taccoの以前のネコ)みたいな・・・」
「どんなコでもいいって!ネコが欲しいのっ!今すぐ欲しいのっっ!!」
が・・・問題が・・・。
まだ3時間毎の授乳が必要な赤子だったのだ・・・。
しがない勤め人のtaccoには無理?
出産をしたネコも居たけれど、お母にゃんが育てるの見てるだけで、
授乳なんかしたこともないし。
でも、さ・・・こんなの見ちゃったら、もう諦められないじゃない?
うー、内緒で職場に連れてくか?
それか、いっそ退職??以前から辞めたかったし・・・。
ん〜、でも扶養家族(ネコ)もできるのに、働かないかんし・・・。
と、うーうー唸るtaccoに保護主さんのお助けの一言が!
「いいですよ〜、離乳するまで面倒見ますから〜〜」
やったーーーっ!!
2週後の週末には、お泊り保育もさせてもらい、
晴れてtaccoん家の住民になったのは、
2003年5月22日のことである。