実喜ちゃんは、マナーの良いレディなので、後始末は完璧である。
実:だからって、覗かないでほしいの〜。
まだ、実喜ちゃんをお預りする前のことである。
現在taccoん家では、おからの砂を主に使っている。
特にトフカ○Kがお気に入りである。
ちょっとお値段高めだが、尿色が分かり易く固まりも良い。
が、その時は他の事情(送料払いたくない、ただそれだけ)で、
他のおから砂を購入した。
到着した。
tacco帰宅直後で、まだ通勤服のままであった。
ついでにしまって置こうと外袋(猫砂4個入りの紙袋)を破り開けた。
勘の良い方は、もう想像できるだろうが、
中の1つが破れていたのである。
下半身おから粉まみれである。
玄関も大きな猫用トイレとなった。
たまたま、その日はクリーニングからおろしたての別珍のパンツであった。
taccoの怒り爆発である。
玄関をざっと掃除し、猫家事をハイスピードでこなし、
おもむろにPCの前に座り、メールを作成。
長い・いやみで・無意味に丁寧な、おばはん得意の抗議文である。
怒りは収まりきらないが、既に翌日となっている。
他に出来ることはなかった。
あきらめて、風呂に入り、酒飲んで寝た。
翌日は休日であった。
朝寝をして前日のことはすっかり忘れていた。
ネコズに起こされ嫌々起床し、まずトイレへ…。
行けなかった。
玄関に新たに勝手に作成された、大きな新しいネコトイレ。
気づいてみれば、ヒトの足の裏もおから粉まみれ。
眼鏡を掛けてよく見れば、
フローリングは肉球のおからスタンプが縦横無尽にある。
怒り再燃!!
電話もつながらん!!
またまた、長い・いやみで・無意味に丁寧なメールを、
いやみ部分はゴシック体で文字サイズも大きくした。
週明けの月曜、帰宅してメールチェックをしたらば、
丁寧な謝りのメールには、「着払いで返品可能です。」とあった。
いや、そーゆーつもりぢゃあなかったのだが…。
返品はさせて頂いた。
猫砂以外の小額の買い物にも送料はつかなかった。
しかし今でも思い出すと腹が立つのである。
とにかく掃除が一番嫌いなのに、
無理やり掃除させられたんだもの…。
おから砂粉が畳の目に入ると、1度の雑巾がけでは取れないのだね…。
知らなかった。
知りたくなかった。