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我が家に生後2〜3ケ月と思われるメスの黒い仔猫が住みついたのは昨年(平成16年)7月13日であった。家の外でホースで水撒きをしていると、黒い小猫がミャ〜ミャ〜と啼きながら足元にジャレて来て、よたよたと足元でひっくり返ってしまった。その仔猫が飢餓状態なのだとばかり思い水撒きを中止して連れ帰り、何か餌になるものをとチーズを探し出し、小さく砕き水と一緒に並べて与えた。私は出掛けなければならなかったので、その仔猫に懇々と言い聞かせておいた。「私は猫は嫌いだし、特にお前は真っ黒で器量も良くないし、おまけにメスときている。決してお前を飼う事はないのだから食べたら飼い主の所へ真っ直ぐ帰りなさい」・・と。外出から帰ると既に彼女は居なかったのでほっとしたが、それは大きな間違いであった。
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