生後3ケ月位の人懐こく好奇心の塊の様な悪戯っ子の黒猫が我が家に住み着いてしまいました。さあ大変!

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Nov 15, 2005
小鹿とチューをするラブ

ラブについての数々のエピソードを思い出すままに所々時系列が前後しながら大急ぎで書き殴ってきたのだが、この稿が丁度20回目でもあり、一旦この位で終わりにしよう。ラブは昨日は夕方スズメを捕まえて帰り、そのスズメは一階の部屋から二階の部屋へと逃げ回り、挙句の果てに開いていた窓から外へ無事逃げて行った。首に鈴を着けられているラブにとっては小鳥を捕まえるのは至難の業の筈である。今日(11月15日)は妻が「ちょっと、見て!見て!」と言うので目をやったが時既に遅く肝心の場面を私自身は見逃してしまったが、妻のジェスチャー入りの説明によると、ラブと鹿の仔が仲良くチューをしている場面を見る事が出来たそうである。ラブのやつもよくやるよ〜。しかし相手のその小鹿も一体どうなっているのだろう。

Nov 13, 2005
ラブが燕の総攻撃を受ける

「ラブが燕の総攻撃を受けているよ!」と教えてくれたのは、ラブが捨て猫の時に餌を与え続けて下さった、あのシャキシャキ美人さんであった。聞かされて私には、その因果関係が直ぐに理解出来たのである。その前日、ラブが燕の仔を咥えて帰って来たので直ぐに取り上げたが既に虫の息で、程なく死んでしまった。巣作り中の頃からラブは執拗に燕を狙っていたのである。やがて生まれて地上すれすれに飛び交う仔燕を飛び付いて捕らえたのである。我が家の直ぐ近くの花園で、ラブはよく一人(いや一匹)で虫や蝶を採って遊んでいるが、そのラブを燕が総攻撃したと言うのである。そうしてみると燕という小鳥も相当知能の発達した鳥なのであろうか?花園に行って観察してみたが、確かに現れたラブに燕が次々と襲い掛かっていた。

私の読みが浅かった

死んだ愛犬ぺぺはオスであった。彼は私たちとの11年間の年月の最初から殆どの年月、私より妻の味方であった。その理由は彼がオスだからであろうと思っていた。家畜でも、例えば羊のオスなどは人間のメス(女性)には敵対せず、親愛の情を示すものである。ただ愛犬ペペが私より妻の味方をするのは、私と妻の会話から妻の方がボスなのだと断定したのであろうと思われるのである。犬も狼も強いものをボスとして認める習性がある。いづれにしろラブはメスであるから、私のやり様や立ち回りの如何によっては、今回は妻よりも私の方に分があると密かにほくそ笑んだのだが、結果は私にとっては惨憺たるものであった。彼女はメスのくせに妻には完全に心を許しているが、私との関係では頑として一線を画し続けているのである。

Nov 12, 2005
私が嫌われた最大の理由はただ一つ

ラブに嫌われた理由として思い当たる事はただ一つ、彼女を捕まえて無理やりシャーワーの下で石鹸を着けて洗おうとした事である。かって愛犬のぺぺとは風呂にも一緒に入ったものである。入るまでは毎度億劫がって、どちらかと言うと入浴を嫌がる愛犬ペペであったが、「ボチャボチャに入ってカイカイしようや!」と、体にブラシを掛ける仕草をしながら繰り返し言って聞かせると、体を掻いて貰いたい誘惑に負けて自ら先立って風呂場へ行くのであった。湯船にも一緒に入れるのだが、ゆったりと気持ち良さそうにして呉れたものだ。風呂に入れた日は義理を感じるのか、その日だけは妻とではなく私と添い寝して呉れたものである。夢よもう一度とラブで夢を実現しようとした私の試みは見事に失敗しただけでは済まなかったのである。

私はラブに嫌われている

何も労せずしてラブの完膚なきまで絶対の信頼を得ているのは、忌々しい限りであるが我妻である。ラブは早朝5〜6時頃に出掛けて彼女の別宅、即ち例のご夫妻宅へ行き7時頃迄には帰ってくる。妻が7時半頃出勤するとラブもすかさず出掛けてしまう。妻が帰る頃には何処からともなく帰って来る。彼女が妻の居ない時に帰って来るとすれば、それは大急ぎで腹ごしらえの為に餌を食べに帰るのである。要するに私とは決して仲良くしたいなどとは思ってもいないのは明々白々なのである。通り掛かりの観光客には愛想を崩して甘えたなき声を出して擦り寄って行くのであるが、戸外で私と出会い、近づけば忽ち逃げて行くのである。彼女を捕まえるには彼女がじゃれ付いている観光客に頼んで、そのまま捕まえて貰うより手はない。

あの所作は母猫のオッパイへの郷愁か?

前足をしっかり伸ばして根気よく毛布などを繰り返し只管無心に押している様は一体何事なのかと思っていたが、例のラブの味方のご夫婦の奥さんが、「私も気になってたんだけど、オッパイを揉む仕草なのでしょうね」と仰る。母親から早く引離されて捨てられた為、未だ母親とオッパイが恋しいのであろうか?もし、そうだとすれば可哀想な事ではある。一見楽しそうにしか見えないラブだけれども、本当は大きな悲しみを抱え込んでいるのであろうか?今でも母猫が恋しいのであろうか?何とか母猫の元に帰りたいと、もがいているのであろうか?ラブよ!いっその事、楽しくて堪らない毎日が続いて、お前の記憶から以前の事が全て早く忘れ去られてしまえるようにと、私は祈っているよ!今日の一日もいっぱい楽しく過ごしなさい!

ラブの様に気侭な人生を送ってみたかった

我が家の直ぐ前に、観光客が一休み出来る様にと、頑丈な木製のテーブルと椅子が設置されている。直ぐ近くの土産物店の主が、そのテーブルの上にいるラブを見ながら言う。「ラブの奴が又、観光客をカモにしようとして待ち構えていますぜ」。案の定、前方に観光客が通りかかるや徐にテーブルから降りて近づいて行く、「私もラブの様に気侭勝手な調子のいい人生を過ごしたかったですよ!」と彼は言う。観光客の足元迄行くと、ミャーミャーと猫撫で声を出して擦り寄るか、近く迄行ってヒョロヒョロと急によろけて倒れ込んで心配させて関心を惹くかが、ラブの手口であり、私もその手に引っ掛かった口なのだ。もしや、誰かが拾って呉れて自分を島の外に連れ出して呉れ、母親の元に帰れるチャンスを期待しているのであろうか?

Nov 11, 2005
玉を取る猫の仕草が可愛いと仰る

ラブを可愛がるれいのご亭主曰く、「ラブは私が玄関の入り口を掃除したりして屈み込んでいると、急に何処からか私の頭に飛び付いて来てビックリさせるんですよ」。そんな事を言いながらも、それが嬉しくて仕方がない様である。彼らご夫婦は「猫が玉を取ったりする、あの仕草が好きだ」と仰る。成る程成る程、そういえばご亭主のオツムは実に見事に磨き上がった立派な玉であるわいと、ラブの事ではホンのちょっぴりではあるが、確かにジェラシーさえ感じている私の捩れた心は、タチの悪い皮肉な観察をして密かに愉しんでいるのである。ご亭主、お許しあれ!それにしても、自分の望みを叶える為には猫撫で声で甘え、用が済めばさっさと逃げ去る我侭で自分勝手な猫なのに、皆に可愛がられるラブは本当に幸せな猫ではある。

Nov 10, 2005
ご亭主の可愛がり様は特別である

ラブは毎朝早く6時頃には一度出掛けて行く。行き先は例の奥さんとご亭主が待つ家である。朝早くから玄関の戸を空けて待っているのはご亭主。朝だけではない、夕方にもしばしば行くのである。ある日、ご亭主が玄関の外でラブを見付けて愛想を崩してラブを片手で一生懸命手招きしながら、もう一つの手で玄関の戸を開けているのを遠くから見た時には、この人には決して勝てないと思い知らされたものである。ラブも悪い気はしないのであろう。嬉しそうに素直に玄関から入っていくではないか。私に対する態度とは全く違うではないか!ラブよ!一体これは何事なのか!それにしても、このご亭主のラブの可愛がり様は大変なものである。奥さんに言ったそうである、「猫が可愛いのではない、ラブだから可愛いのだ」・・と。

ラブよ!お前には頼もしい味方がいたのだね!

捨て猫になっていた時のラブには頼もしい味方が2人もいたのである。近所に、お互いに仲のいい2人の女性がいて、どちらも評判の大変美人でしっかり者。一人がある日私の前でラブに言い聞かせている、「ラブ!一体誰がこれまで餌の面倒をみてくれていたか忘れるんじゃないよ!解った!」。ある日もう一人の美人奥さんが夜分遅くラブを連れて来て呉れて言う、「これまでずっと、外で遊んでいるラブを見付けては連れ帰り、家の中に閉じ込めて出られない様にして遊んでやっていたんですよ!これからも、いつラブを誘拐して連れて帰るか解りませんよ!」。ラブよ!お前には頼もしい味方が2人もいたんだね!だが、本当に頼もしいラブの味方は、その奥さんのご亭主であった。優しい人柄の彼はラブにはメロメロで可愛がるのだ。

普通の猫なら登らない程高い所へ登るラブ

猫が木に登っても何も珍しくも可笑しくもないが、ラブは普通の猫が登らない程木の上高く登った挙句、自分では降りれなくなって啼くのである。母親から早く離されて木登りの仕方やその危険性、注意すべき心構えなど充分な教育を受けなかったのであろう。「行きはヨイヨイ帰りは怖い」ならぬ「登るはヨイヨイ降りるは出来ない」なのである。一体何度自分では降りれない程木の上高く登れば気が済むのか!長い梯子を掛けて降ろしてやらなければならない私の身にもなってみろ!自慢ではないが、私は高所恐怖症では決して誰にも負けない男なのだ!地上50cmの高さでも自然に膝がガクガクしてしまう男なのである。その私にラブよ、お前は何度怖い思いをさせれば気が済むのか!一体お前は私に何の恨みがあると言うのか!

Nov 09, 2005
「平家物語ビデオ鑑賞会」に出席するラブ

「この間お宅の猫ちゃんが可笑しかったのよ!」と、思い出しても可笑しくて堪らないと言わんばかりに、例のお寺の若奥さんのお母さんが話してくれる。お寺での平家物語ビデオ鑑賞会で、テレビの周りに半円を描いて人々が集まった所へラブが現れ、満座の中でテレビのまん前に座り込んで見入っていたと言うのである。その様子がまるで解って見ている様で可笑しくて仕方がなかったと仰るのである。ラブは家でもよくテレビを見ている事がある。空を飛ぶ鳥などには特に好奇心をそそられる様で、地上の鷲が飛び立って空の彼方に飛び去る場面ではテレビの画面に縋って立ち、画面を爪で撫でたりするのである。明らかに画像の鷲を認識しているのである。彼女が平家物語を興味を持って鑑賞したとしても、何も驚くにはあたらない。

鹿の親子もラブの悪戯には根負けしたのか?

私が唖然とさせられたのは鹿の親子がまるで何事もないかの如く、仔鹿が前を、母鹿が後ろから、前後に並んで歩いている姿であった。鹿の親子がただ歩いているのではないのだ、その仔鹿の首に前足でしっかり抱き付いてラブがぶら下がっていたのである。ラブは仔鹿の首にぶら下がったままで私の方を見ながら、「今いいところだから邪魔はしないで!」と私を警戒し牽制している様であった。鹿の親子もラブの執拗な悪戯には、ついに根負けしたのであろうか?一緒に見ていた観光客の夫婦が「今のをテレビ局に撮影させれば良かったですね!」と残念がっていたが私も本当にそうだと思った。宮島には神社を撮影の為、テレビ局の撮影のスタッフが大勢押し掛けていた頃でもあったから観光客でなく私でも、そう思って残念な気がした。

変わった事ばっかり仕出かすラブ

「ちょっとラブを見てご覧!」と妻に促されて見ると、ラブが歩く仔鹿の後ろ脚にしがみ付いているではないか!仔鹿はラブを振り払おうと時々足を振り動かすが、ラブはしっかりしがみ付いて離さない。怒った母鹿に後ろから鼻先で突かれて驚いて、やっと仔鹿の脚から離れて逃げるのである。その後何度も仔鹿の脚を狙って後ろから忍び寄り、それを見つけた母鹿が怒って更に後ろからラブを脅す光景を見る事になる。「お宅の猫ちゃんを見てご覧なさい!」と、ある日可笑しくて堪らないといった様子の近くのお寺の若奥さんに促され、見れば例の鹿の親子が仲良く横たわって日向ぼっこをしているが、その仔鹿の顔にラブが抱き付いて無心に頬ずりをしているではないか!若奥さん曰く「普通猫があんな手の使い方をして抱き付きます?」。

ラブはなかなかの知能犯

水族館から連絡を受けて連れ帰った同じ日の夕方、今度はホテルから連絡が入る。「お宅のラブちゃんがホテルの入り口でお客さんを捕まえてはじゃれ付いて、お客さんと一緒にホテルに入って来るんですよ!今捕まえているんですけど連れに来て頂けませんか?」。更にその日の夜の12時過ぎ、うら若いホテル従業員の女性が携帯電話で連絡を寄越す。「今寮の前まで帰ってみると入り口に可愛い猫ちゃんが居て、縋り付いてくるんですよ!首輪に連絡先が書いてあったので連絡しましたが、どうしましょう」。「そのまま捕まえていて下さい。直ぐに連れに行きますから」と答えたが真夜中、私一人が行けば、その女性さぞ不安がるであろうと思い妻を同行させて連れに行く。もうくたびれてしまい、ラブには本気でムラムラと腹が立ってくる。

鈴と名札を着けました

ラブは痩せていて、ソファーの上で思いっきり伸びて寝ていると、まるで紐の様に見えるのでした。色が黒く見え難い上に、小さいラブは私や妻の足元にじゃれ付くので、何度も踏んでしまいそうでした。出掛ければ誰にでも可愛がられて、そのまま首輪と紐で繋がれて飼われてしまうのです。彼女の首に鈴と名札を付けました。名札には彼女の名前の「ラブ」と飼い主名や連絡先を銘記しました。これが一日に2度も3度も電話が掛かってくる始まりでした。最初は水族館、「お宅のラブちゃんがお客の後ろに隠れては水族館に入って来るんですよ!今捕まえていますから連れに来てください」。水族館前の食堂の主人曰く、「お宅の猫賢いね!水族館の前でお客が来るのを待っていて、お客が来ると一緒に水族館に入ろうとするのよ!」。

ラブは遠くまで出歩きました

ラブの尾は何かの理由で切れてしまったのでしょう。短くて、しかも触ってみると先端が「弓」の字の上の、「コ」の字をモギ取った様に二重に骨が曲がっているのです。同じ黒猫でもラブを見分ける場合の分かり易い目印にはなります。前の飼い主に島外から船に乗せられて連れて来られたからではないかと思うのですが、人の足で我が家から20分位掛かる桟橋の方へ何度も出歩いた挙句、付近の店に入り込んでしまうのです。どこの店でも可愛がられるのですが、探す方は大変でした。以前私は車で猫を轢き殺した事があります。黒い猫を見付けたので速度を落として通過したにも拘らずゴトンと手ごたえを感じて、車を止めて降りて確かめると案の定轢いてしまっていたのです。彼女が出掛けると車の事故が一番心配でした。

Nov 08, 2005
名前はラブと決めました

最近人間界で流行の「愛ちゃん」と命名しようと思った。しかし、人間と同じ名前を猫に付けること、それよりも何よりも今や日本国民のアイドル、我らが天皇家の「愛子様」と似通った名を猫に付ける事が不敬に思えた。「よし!では横文字にしよう!ラブ(love)にしよう」と思い付いた。このラブのヤツメに散々振り回される日が始まろうとは思いもよらなかったのだが、それは直ぐに始まり、矢継ぎ早に続いたのである。私が住んでいるのは日本三景の一つ宮島である。ラブが何処から来たのかは今もって謎であるが島外から、この島に連れて来られて捨てられたのであろう。後に解った事であるが、初めは同じ年頃の白い猫と二匹でじゃれながら放浪していた様である。その相棒の白い猫がどうなったのかは今でも何にも解らないままです。

Nov 07, 2005
少し前迄はトイプードルを飼っていた

薄暗くなった部屋の何処かで「ミヤ〜」と啼く声がした。ソファーの上に両手をキチンとついて彼女は座っていた。我が家に居候を決め込んだのである。前の年の11月末、長年飼っていた愛犬、シルバー(グレー)のオスのプードルが死んでしまった。本当に賢く愛くるしい犬で名前はペペ。我が家に7歳で来て11年間居たが18歳で死んだ。以来犬は二度と飼う積もりはなかった。もし飼ったとしても、ペペの事を想い出しては比較されるのは、新たに飼う犬にも迷惑であり気の毒でもあると思った。それは猫でも同じであろうと思ったが、全くの無用な心配であったと程なく思い知らされる事となる。それから先毎日彼女に振り回される事になり、ぺぺの想い出に浸ってなど居られない毎日になろうとは、その時は思いも拠らなかったのである。

Nov 06, 2005
黒いメスの仔猫が住みついた日

我が家に生後2〜3ケ月と思われるメスの黒い仔猫が住みついたのは昨年(平成16年)7月13日であった。家の外でホースで水撒きをしていると、黒い小猫がミャ〜ミャ〜と啼きながら足元にジャレて来て、よたよたと足元でひっくり返ってしまった。その仔猫が飢餓状態なのだとばかり思い水撒きを中止して連れ帰り、何か餌になるものをとチーズを探し出し、小さく砕き水と一緒に並べて与えた。私は出掛けなければならなかったので、その仔猫に懇々と言い聞かせておいた。「私は猫は嫌いだし、特にお前は真っ黒で器量も良くないし、おまけにメスときている。決してお前を飼う事はないのだから食べたら飼い主の所へ真っ直ぐ帰りなさい」・・と。外出から帰ると既に彼女は居なかったのでほっとしたが、それは大きな間違いであった。