同居一ヶ月目にして下半身麻痺となったクマオ(仮)

2010年11月
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PROFILE
クマオ

生後一ヶ月にてドシロウト(飼い主)と同居ス(10月)。名はチャソ。同居1ヶ月目にしてベランダから落下(11月)。『下半身不完全麻痺(神経は通常の3割程度)』となる。以後kayoさんのHPを参考にオムツ猫『クマオ』として生まれ変わる。4月現在同居6ヶ月目。ただ今オムツカブレの為収納ケースにて生活中…新しいプロフを一番下に追加したyo!!

靴下ルック

オムツ+靴下ルックでヒョイヒョイ走っちゃうニャー(今は休憩中ニャリ)

クマオ

エージェントAが選んでくれた新しい服だけど…「微妙にショボイニャー! クマオ談」”この冬はコレでキマリ!!”(箆路倶書房刊 『別冊osareッ娘12月特別号〜この冬一押しのコーディネート〜』)より抜粋。

『驚愕!! 都会の片隅で首長族を発見!?』

オラは首長族!? 失敬だな〜(箆路倶書房刊 『クマオの住む家〜”都会密林”コンクリートジャングル〜』より抜粋)

エージェントAからの極秘画像!?

エージェントAから極秘入手した画像を初公開!! その身体を包む未知なる防御服はただの靴下なのか!?(100均製!?) そして身体の中心部で怪しく光る四角い物体はもしや普通のガムテープなのか〜!?(箆路倶書房刊『初めてのオムツカバー”sozaiは靴下とガムテープ”未知ナル生物〜kumao〜』より抜粋)マイフォトにある極秘画像との関係はあるのか!? 新情報が入り次第追って更新する。

クマオ&ドシロウト(ネタ探し上等!!!)。

オッスオラクマオ。『イソ○ン』のお蔭でオムツカブレもほぼ完治(ほぼ!?)ちなみに日記を適当に書いてるのはドシロウトだから、その件への苦情・変更・削除・&ドシロウトへの個人的な嫌がらせ(!?)はメールに|゚Д゚)))コソーリ!!送ってね。テヘッ。

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ペットとの出逢い!?
皆さんは猫(に限らずペット全般)を飼う時にどういう方法で探してますか?

1.ペット販売店で買う。
2.里親募集のHPなどで探す。
3.近所の野良猫を飼う。
4.ペット(他の動物でもOK)が偶然ウチに来るまで待つ(^^;

まぁ4番は余程の縁+ニャンコの度胸(笑)がないと無理ですね(^^;
1番も貧乏人の私には無理ですね(TT)

という事で、私の場合には2か3のどちらかになると思うのですが…

ちなみにウチのクマオは野良猫です。ウチから徒歩一分位の場所にある「猫の集会場」? にて発見しました。

以前からそこでは数匹の猫が集まっていて、それを見かけた近所の方々が猫に餌を与えたり、また逆に区役所からの「猫に餌を与えないで下さい」との貼り紙なんぞも貼られていたり…

最近は『地域猫』や『猫(に限らず動物)虐待』など、色々と難しい問題がありますねぇ。

動物が好きな人、苦手な人、糞や尿で被害を被っている人、飼いたくても飼えない人、それとは逆に途中で飼えなくなってしまった人、などなど。理由は幾らでもあり、個人的にはどちらかを一方的に責める事は出来ないと思っています。

ここを見て下さっている方々は本当に猫が好きな方や、クマオと同じようなオムツ猫(介護が必要な猫)と一緒に暮らしている方かな、と思ってます。

突然ですが、よくこんな言葉を耳にしませんか?
「ペットを飼うのなら最後まで責任を持って飼いましょう」。1114561514948893.jpg
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こんな私でも一応クマオと同居するにあたり、「ペットは自分の子どもだと思って一緒に暮らすからね〜」などと軽々しく口にしておりました。

それが突然の事故で一変してしまい…

何日も眠られず、寝たと思えばすぐにミャーミャーと鳴き起こされ…お腹が減ったのかと思い餌を与えても食べず、喉が渇いたのかと水を与えても飲まず、トイレでもなく。
もう何が何だか解らない状態で、ただクマオに抱きついて話しかけ、少し眠ってはまた目覚めて…
そうして数日が経ち…
その間見た夢のほとんどが
「どうやったら楽に殺せるのか?」や
「(夢の中ですが)クマオの首を絞める夢」などでした。

そのような夢を見る度に泣きながら目を覚まし、クマオがちゃんと生きているのかと確かめていました。

…それは余りにリアルすぎる、
”手に感覚が残るほどリアルな”夢だったからです…



正直な話、私もクマオの事故直後には色々と悩みました。
「あの時私が飼わなければクマオはこんな事故にも遭わず、もっと幸せだったのでは?」
「下半身麻痺になった以上、自分で動く事も出来ず(事故直後の診断では後ろ足が全く動かなかった為)トイレに行く事も出来ない。食欲もない。例え少し元気になったとしても(以下の例えは適切ではないですが…)
普通の人間の赤ちゃんだったら、そのうちに言葉を覚えて、何がしたいのか、トイレに行きたいのか、お腹が減ったのか、など解るようになると思う。でも言葉の通じない猫、しかも下半身が動かないこのままの状態で、動物を初めて飼う私が育てていけるのだろうか? いっその事…」などと考えてしまうまでになりました。

インターネットで検索すれば、そこに表示されるページは『保健所』について…

保健所に連れて行かれた猫が本当の所、どうなってしまうのか私には解りません。

『安楽死』…苦痛もなく殺されるのでしょうか?
『安楽死』…と言われながらも、苦しみながら殺されるのでしょうか?

はたまた、限りなく低い確率でしょうが他の方に引き取られるのでしょうか?

実際に保健所に行った事のない私には解りません。


そんな時にエージェントAから教えて貰った
kayoさんのHP『Nyan Club〜おむつでも頑張る猫〜』(リンク欄参照)には非常に救われました。

特に『頑張れハンディニャンコのコーナー』などで
「”生まれながらにして下半身麻痺”でした。ですが我が家で飼う事に決めました」
などの発言を見て励まされました。

それに比べて私は何とまぁ小さな香具師なんでしょう。

下半身が動かなければ、代わりに私が動かせばいい。

トイレだって、私が代わりにマッサージして圧迫排便・排尿すればいいだけじゃないか、と。

当初、家族にクマオの様子を伝えた所、皆、開口一番に「可哀想に…」と言われました。

『…カワイソウ!?』

今、私はクマオの事を「可哀想」とは思ってません。
クマオはただ下半身が動かないだけなのです。

北野武さんがいつか言った言葉に
『「目が見えない、耳が聞こえない、片足がない」、そういった事を言うと”差別だ”と言われる。
でも本当は”差別だ”という事”そのモノ”が差別だと思う。差別のない世界っていうのは「あ、あいつは耳が聞こえないからな〜」とか悪意がなく、普通に話せるって事なんじゃないかな?」』(この部分の引用はうろ覚えです)

というのがあり、私もそう思ってます。

だからクマオの下半身麻痺は、『クマオ』の個性だ、と。


先日クマオが便秘になった時に動物病院に行ったのですが、そこでも先生に「飼って一ヶ月にこんな事故にあったのに貴方はよく見捨てないで飼ってるね」(良い意味ですよ〜)と言われました。

基本的に猫は高い場所から落ちても大丈夫な事が多く、10Fから二度も落ちたのに大丈夫だった猫の話や、逆に高さはないけどビルとビルとの間に落ちてしまい、その落下時に打ち所が悪く麻痺になったケースや、年老いた為に動かなくなった犬の話などを教えて頂きました。

そうした話をした上で、ちゃんと飼い主としての自覚が私にあるのかを確かめていたのかな、と思います。

今なら、というか、今だからこそ、『クマオは私の子どもです』と言えます。

元気だったクマオと一緒に暮らし始めてから僅か一ヶ月目に起きた事故。

でも、今この瞬間に一緒にいるのは『その”僅かな一ヶ月”があったから』だからかもしれません。


と、まぁ何だかんだ言っても
「やっぱりクマオが一番・ ∪´∀`)モキュだな〜」と思っている親馬鹿全開のドシロウトでした。


画像は『デジカメに付いてるストラップは敵なの!?』とデジカメ(のストラップ)を威嚇するクマオです(笑)

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http://cat.pelogoo.com/kumao13/rtb.php?no=1114562632777721



この記事への返信
はじめましてvovomamaと申します。

kumao13さんのブログはとても考えさせられました。
我が家も猫を二匹+犬1匹飼ってます。

毎日ウチの子達が病気になったらどうしよう。
特に一番上の子が寝たきりになったら、どうやって介護しようか?
などと、思ってしまいます。
下半身麻痺とは比べ物になりませんが、エイズキャリアなので・・・
いつ発症するかと、やはり不安になります。

kumao13さんやおむつ猫kayoさんのようなページがあるととても心強く
為になります。
これからも、ブログ続けて下さいね。

クマオが毎日元気に楽しくまったりと過ごせますように(^^

vovomamaより
Posted by vovomama | 2005/04/27 15:45:06
>vovomama様へ
書き込みありがとうございます。
ネコチャンとワンチャンが合わせて三匹とは大家族ですね〜(^0^)

今の楽しみが多い分、いつの日にか来るであろう別れを想うと辛いですね。
特にエイズキャリアとはご心配ですよね。

私は猫についての前知識(病気の事など)をほとんど考えずに、半ば勢いで飼い始めたのですが、事故に遭って初めて
”猫にはたくさんの病気があり、しかも未だに完治出来ない病気も多い”という事を知りました。(犬は調べてないですけど…)

クマオのような事故も辛いですが、ネコエイズなどの病気は親猫からの遺伝による感染の場合もあり(ケンカなどによる感染でしたらある程度防げるのでしょうが…)そういう意味でいいますと、一旦キャリアになってしまうと有効な治療法が確立されていない病気の方がとても辛く、悲しい事だと思います。

私もクマオと暮らし始めた時には
「ネコは自由気ままな生き物だからトイレや餌の確認だけしていたら大丈夫だろう」と気軽に考えてました。
実際、その通りにクマオは自由気ままに部屋中を駆けずり回っていました。

でも事故後に全てが一変してしまいまして…

毎日のオムツ交換など、事故以前には考えもしなかった事の連続ですが、それでもやはり一緒に暮らすクマオの大切さには変わりません。
もしかしたら前よりももっと大切に想うようになってるかも?

私のようなド素人でも、”一応”一緒に暮らせているのですから(クマオの本音では何というか分かりませんが(笑))、愛情と、kayoさんのHPのような参考になるHPがあれば何とかなると思っています。

でも、誤解を恐れずに書けば、私は上に書いたような理想論だけではなく、『安楽死』という方法もあってもいいのでは? とも思ってます。

もしも仮に、この先数年一緒に暮らしたクマオが余命数日となり、救う手段もなく、そして苦しんでいるとしたら…その時、私はどうするのでしょうか?

…と、話がずれちゃいましたが、
多分毎日を一緒に過ごしていたらそれだけで充分なのかな、と。
マターリしているクマオを見つつ、これが幸せなんだろうな〜と今はそう想っています。

皆様が、ペット達と共に生きている間に「幸せだな〜」と思えますように。
無理をせずに"(,,゚Д゚) ガンガって下さいね。

私は『ドシロウト』の視点から、クマオと一緒に生活する喜びと、感じた事と、失敗してしまった後悔を、赤裸々に書いていこうかと思ってます。
応援ヨロシクでーす。テヘッ

とりあえず、オムツカブレには注意・注意・要注意!!
便秘の事が心配で行った病院でオムツカブレの事を念入りに注意されマスタ。
一刻も早くオムツカブレが治って、クマオと一緒に抱き合って寝たいッス(イソ○ン"(,,゚Д゚) ガンガレ!")(笑)

という事で、vovomamaさんも今度ともヨロシクです。ニャー!
Posted by クマオ&ドシロウト | 2005/04/27 23:23:58


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