7月25日。
何故かAM3:00に目覚めた。
寝起き眼で枕横を見ても、やはりクマオは居なくて、その先のフローリングの上でマターリと寝ていた。
私は珍しくクマオよりも先に起きたようだ。
このままニ度寝しようかとも思ったが、何となくクマオと一緒にビデオを見る事にした。
クマオを太ももの上に乗せ、一緒にビデオを見る。
クマオに話しかけながら数時間一緒に過ごした。
クマオは眠いのか、マターリしている。
余りにマターリしているので
『今が爪切りのチャンス!!』とばかりに爪を切った。
そのうち8時を過ぎたので、そろそろオムツ交換をしようかと、いつものように用意する。
クマオをオムツ交換の為にフリーペーパーの上に乗せると、いつものようにさり気なく逃げようとする。
「クマオはホントに・ ∪´∀`)モキュだな〜」と言いつつ、オムツを外しパッドを確認するも、ウ○チは出ていない。しばしマッサージをするが出る気配もない。
クマオはこの所便秘気味なのだ。
最近はサラダ油を飲ませたり、それでも出ないのでクマオヽ(・*・)ノアナルに直接指を突っ込んでウ○チの塊を出したりしていた。
そんな事もあり、とりあえず水でヽ(・*・)ノアナル周辺を洗って、新しいパッドに交換しようかと思ったその時、
急にクマオの瞳孔が開いたような気がした。
「ニャー」と一言鳴いたような気がした。
慌てて水を飲ませた、と思う。
急いでクマオの口の中に指を入れ、舌を掴み、引っ張り出した、と思う。
そしてクマオの口に直接口をつけ息を吹き込んだ、と思う。
喉に何かが詰まったのかと思い、背中を叩いた、と思う。
お風呂場に運び、再び水を飲ませ、その後また人工呼吸をしたと思う…
耳を噛み付いたと思う。
心臓マッサージをした、と思う。
それでも、クマオは動かない。
多分もう動かない…
ボクは一体どうしたらいいのか。
何も分からない。
何も出来ない。
帰宅し玄関を開けた直後に
「(* ^ー゚)ノカマッテチャソ〜」
と鳴いていたクマオを思い出すと怖くて外に出られない。
本当は、クマオの為には、早く、ちゃんと見送ってあげるのが良いのだろう。
けどボクにはまだ出来そうもない。
怖い、淋しい、哀しい、辛い…
何でオレより長く生きてくれないんだよ。
もうニ度と飼わねぇよ
クマオ、クマ、クマオンヌ、クマの助、クマちゃん、クマニャン…
何て呼んでたのかも忘れたよ。
クマオがどんどん冷たくなっていくよ。
それでも、
それでもまだ隣にいてくれてゴメン。
あともう少しだけ傍にいてほしい…