保護した翌日のメイちゃん
結膜炎で目が腫れ上がっています。
毎日濡らした脱脂綿で目やにを取り、目薬をしていました。
でも、このようにポロポロと涙を一杯流すんです。
「お腹が空いてたの、悲しかったの、一人ぼっちで居たの」
メイさんがそう訴えてるように見えました。
本猫は目の炎症が酷くて辛かっただけなんでしょうが。
真っ白な背中に触ると、長めの被毛の下には痩せこけて、皮膚の直ぐ下に背骨がゴリゴリと触れました。
小さな耳や手足の肉球には沢山の傷跡が瘡蓋になっていました。
丸一日たってもうんちが出ないくらいの腹ペコでした。
保護した当時、470gで生後三週間(推定)だったメイさん。
現在、三ヶ月で1.2kg更新中。
食事の食べも3にゃんの中でトップ。
ご飯がない事ほど辛い事はない・・・、何故なら本当の餓えとは何かをちいさい体で体験したから。
「美味しいご飯を一杯下さい。それと昼寝の邪魔をしないで下さい。」
末っ子メイさん。まだ甘えるのが下手くそです。
パパのお膝はけだもの君に占領され、ママのお膝は猛獣姉さんに占領され。
でも、一番ちっちゃい体で「あたしもここにいるよ!」とアピールしています。
その具体的方法=ママの持ってるマウスでダブルクリックに挑戦!
ママの指にガジ!
寝ているけだもの君のお腹を枕にする!
寝ている間にパパ・ママにこっそりスリスリ!
寝室の襖で深夜に爪とぎ!(マジで勘弁してください。
メイさん、一杯食べて年末には立派な狸猫になっておくれよ。