我が家に四匹目の猫様がやってきました。
名前は「みーこ」。
白と灰色のぶち柄の6歳くらいの女の子です。
前の飼い主が、ペット禁止のアパートで大家さんに見つかり、飼えなくなって
しまったということで、職場で保護していました。
よく懐いていた子ですが、飼い主に裏切られてしまった事がトラウマとなり、
かなり心がすさんでいる状態です。
事務所の窓際の片隅で縮こまっていて、誰も近づけようとしませんでした。
うちで保護することになり、迎えに行ったときは多少の抵抗があったものの、
「新しいおうちに行くのよ?」と言い聞かせると、抱っこOKでした。
こんなことを言うと、猫ヲタ度大爆発で、頭の中身を疑われてしまいそうですが
やっぱり猫って言葉が分かるし、言い聞かせればなんとかなる、って思っています。それに本猫が同意するか否かではあると思いますが。
バックの中でも一言も鳴かず、大人しく車でうちまでくる事は出来たのですが、
パパが驚かしてしまい、物陰に隠れてしまいました。
前の飼い主にヒゲを切られ、首にもビニール紐のようなものを巻かれていたそうです。私も主人も手を出すと、本気での猫パンチと噛み付きで中々触れませんでした。なんとか、シーツに包んで捕獲し、ケージに隠れ家の箱などを入れて、シーツで目隠しをし、暫くケージの中に住んでもらうことにしました。
3にゃんにご飯をあげたあと、みーこのカリカリと水を準備してケージに入れようとしたところ、モーちゃんがみーこさん用のキャラットを欲しかったようです。
「もーちゃんのじゃありません!」とモーちゃんを払ってみーこのケージに
ご飯とお水を入れると、これはちょっとモーちゃんにとって面白くなかったようです。
ケージに飛びついて、みーこに本気で喧嘩を吹っかけて行きました。
慌ててパパが引き離すと、腹いせにけだものくんを噛んで二階にいってしまいました。
「うちのシマでなにしとるんや!」ってとこでしょう・・・・。
分かってるか、分かってないか知りませんが、三匹にみーこの事情を話しました。おうちがなくなってしまったことと、前の飼い主に苛められていたこと。
三匹とも分かったのか、分からないのか知りませんが、それ以降みーこにちょっかいを出そうとせず、三匹ともそれぞれの場所からみーこを心配そうに、見つめていました。
一晩が経ちましたが、ご飯もお水も取らずに箱の中で丸くなってるみたいです。