青い目のぬいぐるみ

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2005年1月26日生まれのラグドール(シールポイントミーテッド)のやんちゃボーズ。名前はモーリスです。よろしく。

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ー茶々(chacha)のことー
1117159071066738.gif先代猫の『茶々』です。彼女は、昨年の11月に虹の橋を渡りました。

彼女との出会いは4年前の夏の終わり。マンションの駐輪場でした。

ガリガリに痩せていて、蚤だらけ、お腹のあたりの毛はすべて毛玉(フェルト状)と化していました。皮膚が弱っているせいで、毛玉の中に引っ張られる様に皮膚(皮?)が巻き込まれて伸びていたので、少しずつ根元から皮膚を傷つけないように、切り離していきました。

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猫は昔から好きだったけど、飼った経験がなかった私は、初めての保護を決意するまで、数日かかってしまいました。
誰かしら餌をあげている様子でしたので、私自身はあげていませんでした。でも、このままココで暮らしていけるのかとても不安でした。

その日夏の終わりに降った雨で、秋の寒さがやってきました。
もう迷っている場合じゃない。やっと決心をして「うちの子になる?」と、彼女に聞いてみました。
それから「おいで」と呼ぶと着いて来ました。

無理強いは嫌だったので、あくまでも彼女の意思を尊重しようと思いました。駐輪場を出て、エレベーターに乗り、家の扉を開きました。トコトコと着いて来て、家の中に入り、リビングのソファをみつけると、すっと飛び乗り毛づくろいを始めました。

トイレも何の問題もなく。水もすぐにみつけて飲みました。
食事はほんの少し食べました。

次の日、病院で蚤取り用の薬をもらい、駆虫のための薬を飲ませて、血液検査もしてもらいました。

血液検査の結果、エイズや白血病というような重大な病気ではない事がわかりました。ただ、痩せ過ぎていてレントゲン検査は受けられませんでした。脂肪がないと何も映らないのだそうです。

爪は切ってあるとの事でしたので、つい最近まで飼われていたようです。首輪のあとなのか、ぐるりと一周、首の周りの毛がハゲていました。

彼女の一日は食事と排泄以外、ずっと横になって過ごしていました。
食も細く、ほとんど食べてくれません。

病名はわからなかったけど、病気である事は良くわかりました。
彼女のためにできるだけの事をしたくて、
彼女とすごした3年間はほんとうに必死でした。

なんとか、病気を治して体重を増やしたい。
ずっとそう願っていました。

彼女もがんばって、がんばって3年間わたしの側にいてくれました。最後の2日間は何も口にしてくれず、淡々と身体を冷やし明け方を待たずに行ってしまいました。

この3年間、24時間365日。彼女のためだけに時間を使って来たせいで、ひとりぽつんと残された私はどうかなってしまいそうで恐かった。

写真は普段『遺影』として使っているものです。
写真に向かっていっぱい話しました。話していくうちに、
彼女のいなかった3年前の自分の暮らし方を
思い出す事ができました。

一人でも(彼女がいなくても)生きて行ける。
「大丈夫。」と、彼女が教えてくれました。

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http://cat.pelogoo.com/morliz/rtb.php?no=1117165022636728



この記事への返信
こんばんわ。いつもうちのチャオがお世話になっています。チャオのご主人ことにせいです。
チャオの食事の件について大変ためになる書き込みをいただき、ありがとうございます。
ご推察のとおり、チャオの食器にはいつもドライフードが入っている状態でした。このへんはたしかに改善すべきですよね。
尿道結石についてのお話もごもっともだと思います。実際、うちのミーがこれで長いこと苦労したこともあり、マグネシウム含有量とかはこまかくチェックしているのですが、パッケージをうのみにしていいものか非常に悩むところです。
こちらのページを拝見するまでフードの手作りなどまったく頭にありませんでした(恥)毎日は無理でもたまには手作りディナーをふるまってやろうかと思います。

コメントを削除してほしいとのことですが、できれば再考していただけないでしょうか?ぼくだけでなく、多くのネコと暮らす人にとって価値あるコメントだと思いますし。
どうしてもということであれば、その旨コメントください。

茶々ちゃんのお話は非常に共感しました。ぼくもナナとの最後の2ヶ月ほど、苦しい闘病生活をおくったからです。やはり、こういう経験があるとネコの健康にはよりいっそう気を使うものですよね。

これからもうちのチャオをよろしくおねがいします。こちらもモーリス君がどんどん大きくなっていく過程をおっかけさせていただきます。

どうもありがとうございました。
Posted by nisei | 2005/05/28 00:14:35
niseiさん丁寧なお返事ありがとうございます。
こちらこそ、これからもモーリス共々よろしくおねがいします。

コメントを削除して欲しいとお願いしたのは、私が書いたコメントは本やネットを開けばすぐに手に入るような情報だったりするので、結局聞きかじった情報で、お恥ずかしい限りなのです。それでも良いようでしたら、削除はniseiさんの判断におまかせします。

私自身の苦い経験です。

先代猫は、病気を抱えていたせいで食べられなかった所もあるのですが、
私がフードジプシーになってしまった事も、いけなかったと深く反省しています。

病院に点滴に通いながら、結局最後は療法食となり、イヤイヤ食べる。無理矢理食べさせる。の毎日で、へとへとになっていました。とにかく食べさせなければ。そんな風でしたので、彼女自身もへとへとで食べられなかったのだと思います。

当たり前の事なのに「食事は楽しいもの」で、なければいけないのだと気づくまでには時間がかかりました。

彼女にさんざん苦しい思いをさせ、やっとたどり着いたのが、手作りでした。
手作りにしてからは本当に良く食べてくれました。結局病気を治すところまではいけませんでしたが。もっと早く手作りにしていたら・・・。

本やネットの情報が全て正しいとは思いませんが、
私の周りのネット環境にいない人等は「カリカリだけ食べさせていれば十分。」
いえ、「カリカリを食べさせなければ健康になれないわよ。」とまで言う人もいます。
未だにこの程度の常識なのかとあっけにとられます。

普通に暮らしていたら、病院との癒着の事まで考えませんからね。

犬や猫は特別な物を食べる。って頭のどこかで思っている。
あんなに『変な匂いのする物』を食べる生き物なんだって。

おかしいと言う事に全く気づかせないようなしくみを作り出している(テレビCM、一部の病院、一部の飼育本等)。少しずつ消費者は気づき初めているけれど、まだまだ少数派ですね。

私が一番遠回りした原因は「人間の食べ物は与えてはいけない」という一文です。

これは、言葉が抜けているのです。
人間の食べ物(濃い味付けをされたもの)は与えてはいけない」と言うのが本当です。

もちろん有名な所では、ネギ類やチョコレート等と言った絶対に与えてはいけない物もあるので、ひとくくりに人間の食べ物は駄目って言われてるのかも知れませんが。

犬や猫も人と同じ生き物なのです。
人が缶詰やインスタントフードばかりでは生きられないように、
彼らにとっても、新鮮な野菜やお肉は健康のためにかかせない物だと思います。

ペットフードの現状で、劣悪な原材料についても『すべてを記載する必要がない』と言うのですから、何をたよりに選べばいいのか、本当に不安になります。

手作りを初めてすぐに気づく事は「この子の身体は食べた物(私の作った物)でできている。」のだと言う事です。これはみなさん実感されているようです。

まず、毛艶が良くなる。先代は病気だったので、ベタベタで体臭口臭もあったのですが、手作りにしたら不思議な事にさらさらの綺麗な毛になりました。体臭もなくなり、歯もキラって光ったんですよ。

固いカリカリを食べさせなきゃ歯垢がとれないって言われてるのに、
手作りはやわらかいのに、何でですかね?
手作り派の方で私以外にもこの不思議な体験されてます。何でですかね?

手作りというと栄養面が一番気になる所だと思うのですが、栄養計算ができるソフトを手作りして無料で配布してくれているサイトもあります。私もまだ手に入れてないんですが。手作りのための本も犬用に比べ、猫用はまだまだ少ないのですが何冊かあります。
手作りサイトもやはり猫用は少ないですがあります。
このようなサイトを開いている方の中には病気の子を抱えている人も少なくありません。

でも、できれば病気にさせる前になんとかしたいと日夜模索中(勉強不足)です。

自分で作ったものを食べてくれた時のうれしさは大きいですよ。
「食事は楽しいもの」がパートナーと共に実感できると思います。

カリカリだけでも元気に長生きしている子も少なからずいるのですから、
もちろん食事だけが原因ではないと思いますが、なんらかの影響が出ている気がします。

週末に1ヶ月分作ってしまって、冷凍した物をその都度解凍してあげるとか、
いろいろ方法はあるので、無理せず初めてみてください。
まずはささみ茹でてみてください。スープも忘れず。

チャオ君やみーさんの意見もあるだろうし。
相手は気まぐれにゃんこさんなので、最初は食べてくれない子が多いらしいです
たまにへそ曲げる事はあっても、うちの連中はその点での苦労が、さほどなかったので、ラッキーでした。

かき集めたちっぽけな情報で良かったら、いつでもお聞きください。
Posted by モーリス | 2005/05/28 11:16:00
こんにちは(^^)

茶々ちゃん、とっても頑張りましたね。そしてモーリスさんはもっともっと。。。
読んでいて思わず涙がでちゃいました。
最後までこんなに愛されて茶々ちゃん本当に幸せだったと思います。

うちも実家の猫(名前が似ているんですよ。茶々子っていいます)がつい先日亡くなりました。クーと同じ歳の11歳でした。
三年ぐらい前から乳がんであるのがわかっていたのですが、体力的に麻酔が打てなくて手術することができませんでした。
でも、この三年間元気に過ごしていたのですが、2ケ月ぐらい前から突然容態が悪くなり、歯が急に抜けてしまい、もともと食べるのが得意でなかった子で(食欲はあったんですけどね)、ほとんど食事が取れない状態になってしまいました。
週末にはいつも会っていたのですが、あっと言う間に小さな体がもっと小さくなってしまい、歯がなくなってしまって舌が横に出たままで、みるみる弱ってしまって、、、
水を飲むのも自分ではうまく出来なくて、母が必死に看護をしていました。
ヨロヨロしながらもご飯食べたくて、一生懸命がんばっていました。
そんな弱った状態でも、ボギーと仲良くしてくれたんです。
最後の最後に、母から水をもらってそして息を引き取りました。

動物を飼っていると、この最後の時を必ず迎えてしまうんですよね。
辛いですよね・・・。
私もいずれその時を経験しなければいけないと思うと、今この一瞬の幸せが何ものにも変え難いと思えてきます。
いまある大切な命、一生懸命守っていかねば!!

モーリスさん、がんばりましょう(^^)
Posted by kao | 2005/05/28 13:03:20
kaoさん書き込みありがとう。

kaoさんの書き込み読んで逆に泣けて来ました。ありがとう。
kaoさん自身も、くーちゃんやボギーちゃんの事ですごく一生懸命にがんばっている人だから、そんな人からコメントいただいたら、なんか泣けてきちゃいました。


ご実家の猫ちゃん残念でしたね。『茶々子』ってお名前本当によく似てますね。
実際うちで呼んでいる時は「ちゃこ」って呼ぶ事が多かったんですよ。
ちゃちゃも急に弱りました。私がまんまと、上手く騙されたって事なのかも知れないのですが(猫は演技派?)。

でも、最後の最後まで自力でトイレに行こうとしてました。
一度ガタって音で見に行くと、トイレの中で起き上がれなくなってました。「もう、無理してここでしなくてもいいんだよ」って声をかけたんですが、トイレから出してやると、何ともないのよ!って少し小走りに歩いてみたりして。

今、モーリスとの生活が、本当に幸せに感じられます。
元気で遊んでくれる事、いっぱいご飯を食べてくれる事、みんな茶々がしたくても、できなかった事を「もー」がかわりに一生懸命やってくれてるような気がします。実は密かに生まれ変わりだと信じてたりして。

これからもよろしくお願いしますね。

Posted by モーリス | 2005/05/28 13:47:10


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