みなさん、もういいかげんあきていらっしゃるかもしれませんがもうすこしおつきあいください。
今日は予告通り「変わり種」特集です。
まず最初の写真は一目瞭然、耳がポイントです。耳が手前におれているスコティッシュ・フォールドはもうすっかり有名ですがこの耳の反り返ったネコさん、アメリカンカールはあまりなかなかみかけないのではないでしょうか。
オイラもよくご主人のイタズラで耳をうらがえされてこんな感じになるときもありますが、頭をぷるぷるっとふると元に戻ります。
こういうインパクトのあるネコさんはちょっとうらやましいですね。
耳以外はアメリカンショートヘアとほぼ同じ。元気で人なつっこいようです。
次のネコさんは毛が縮れてるのがわかりますか？だぶん、コーニッシュ・レックスかデボン・レックスです。なぜかこのネコさんだけケージに名札が付いてなかったそうで、はっきりとはわかりませんが、まぁ間違いなくどっちかでしょう。
他にも天然パーマ系のネコさんのうち、その名もラパーマというネコもいたんですが、写真がないのでご勘弁を。
さて、最後になりますが一見してめずらしいネコさんって感じじゃないかもしれませんがご主人もまさかこのネコが見られるとは予想していなかったみたいです。
オイラ自身が結構めずらしいスノーシューという種類なんで、資料があまり無かったため、うちにはスノーシューが紹介されているネコ図鑑系の本が何冊かあるんですが、このネコにふれてあったのは１冊のみ。しかもイギリスで出版された本の和訳版なので、ご主人もこのネコはまだ日本には入ってきていないと思っていたようです。
さて、ずいぶんもったいつけましたが、このネコさんはワイルド・アビシニアンといいます。
アビシニアンはみなさんよくご存知だと思います。すごく人気ありますし、ペットショップなどでもよく見かけます。
ワイルド・アビシニアンはごらんのとおりアビシニアンより全体にまるっこく、体もひとまわり大きめです。
それと首のまわりにネックレス状の縞模様があります。
どういうネコさんかというと、ヴィクトリア朝のころアビシニアンがはじめてイギリスに紹介されたそうですが、そのころのアビシニアンは今よりがっちりしていたそうで、そのころのアビシニアンを再現しようと生み出されたのがワイルド・アビシニアンなのだとか。
ワイルド・アビシニアンの原種はアビシニアンではなく、シンガポールの土着ネコなんだそうで、アビシニアンよりシンガプーラに近いのかもしれません。たしかにアビシニアンとシンガプーラはちょっと似た感じではありますが。
とにかく、非常にめずらしいネコなので性格まではわかりませんが、なかなかかわいいでしょ。
もう、さすがにひっぱりつかれてきましたので、ペット博シリーズは次回「おまけ編」をもって最終回にしようと思います。
