ココにも遊びに来てくれる大の犬好きりっちゃんが、またまた心を痛める事件が静岡県であった。
なんでも浜松で様々な犬種の犬達が劣悪な環境の中(まるでアウシュビッツか何かのよう)で飼育されていたのが保護された、という話。↓
ブログドッグサロン心の底から犬を愛し、一匹でも不幸な犬を減らしたいりっちゃんは、こういう事件を知ると、怒り悲しみ自分の無力さを責めている。
一方、すっかり年老いて、犬達に限らずこういう悲惨な話をたくさん見たり聞いたりしてしまっているワタシは、それでも救われた犬達は幸せだ。どんな状況でも“生き残る事”これがすべてだ、とちょっとだけ冷めた目で見てしまう。
それは10年以上も前の話、ネイティブアメリカン、ホピの長老の話を聞きに神戸に行った時、様々な活動をしている人々から配られたリーフレット。“カナダのネイティブ、○○族の現状”、”スモーキーマウンテンの子供らを救おう!”・・・どこそこの環境問題、××族の悲惨な状況等々山のように受け取ったそれらを見て、一体ワタシにどーしろと言うんだ!?と、心の底から叫んだ事があった。
世界中の人々を救うことなんて出来ない。ましてや全ての生き物を救う事なんて!!
ワタシがすべての人や動物達に対して願う事は『とにかく生き残る!』事。
縁があってワタシの元に来たならば、ワタシは自分が出来る最大限の愛情と労力でそのモノ達の人生、犬生、ネコ生、カメ生を支えよう。
他の人々へお願いしたい事は、どうか犬やネコ達をブランドで選ばないでもらいたい。例えば、犬やネコが飼いたいな〜、と思った時に『チワワの子犬』とか『アメショーの子猫』など、ブランドでイメージするんじゃなくて、ペットショップで動物を買ってもいいけど、出会ったモノとの縁を感じて飼うようにしてもらいたい。
悪徳業者がいるのはイメージでモノを買おうとする消費者がいるから。
全ての物にスピリットがある、とワタシは思っているけど、そこまでいかなくても実際動物達には個々の性格やスピリットがあるのだから、どうか、魂の出会いを感じて共に時間を過ごすものを選んで欲しい。