御報告が遅くなりました。
2006年12月31日午前1時、チビは永遠の眠りにつき、スピリットになりました。
メインのブログには報告してたんだけど、なかなかこちらに書けなくて・・・。
去年の春、腎臓の具合が悪くなって一度はもう歩けないか、と思ったチビ。
奇跡的な回復をみせて、元気に歩けるまで回復し、12月中旬に獣医さんで調べてもらった時は数値も落ち着いていたのに、12/28、様子がおかしかったので慌てて夜間病院へ連れて行ったら(その日は木曜でかかりつけのお医者さんは休診だったので)、熱がある、と言われ、抗生剤と胃の粘膜を守るお薬を注射してもらって帰宅。
その日の昼間は歩けていたのに、夜になったら歩けない程衰弱してしまっていた。
次の日は早番で仕事だったので、ちょっと早めに帰してもらって、急いで帰宅。ぐったりしているチビを連れて獣医さんへ。
熱が下がっていない、という事と、血糖値が下がってしまっている、熱が下がらないとかなり危険な状態、と宣告されて注射をしてもらってその日は帰宅。
注射のおかげで熱は下がったものの、やはりご飯がまったく食べられなかったのでかなり厳しい状態だとは認識していた。
おまけに年末。
なんとか2007年を一緒に迎えたいなぁ、と願う。
翌日、仕事前に病院へ行こうと外に出ると、チビ、突然痙攣を起こす。
うわ〜!死んじゃう!?と家に戻ったが、息をしていたので、そのまま病院へ行く。
だっこしているのでチビの様子がいまいち分からないワタシ。
病院で『来る時、痙攣を起こしてしまったのですが、どんな様子ですか?』と受付で聞くと動物介護士のおねーさん『・・・大丈夫ですよ。目をきょろきょろしてます。』
『きょろきょろ・・・ですか。』
大丈夫なのかな??
獣医さんの話によると、痙攣は血糖値が下がって起こった、との事。口から物が食べられないと血糖値が上がらないので、入院して血管からブドウ糖を入れるしかない、と言われる。
わかりました、お願いします。
と、チビを入院させる。
実際、どうだろう、と思っていた。
高齢だし、体力もない。どうせ亡くなるのならお家でワタシに看取られて、と考えたけど、それは希望なだけで、もしかしたら仕事に行っている間に逝ってしまう可能性だってある。
だったらもしかしたら良くなるかもしれない方に賭けよう、て思ったの。
動物病院から連絡があるんじゃないか、と仕事中も何回も携帯見たりして。
でも連絡がなかったので、翌日、大晦日、チビを迎えに行く気満々で支度をしていたら連絡が!
取るものも取りあえず動物病院へ行く。
獣医さんの話によると、ブドウ糖を点滴して、血糖値は上がったんだそうだ。他の数値も落ち着いていたので今日はお家に帰って、と思っていたらしい。そうしたら夜中に心不全を起こして亡くなった、と説明された。
『老衰ですね』
本当そうだ。
実はチビは獣医さんがけっこう好きだったので(というのも、みんなにチビちゃん、チビちゃん、可愛い可愛い、と言われるので)お留守番の最中に亡くなるより幸せだったかもしれない。
チビも頑張った、ワタシも頑張った。
二人で一緒に本当に頑張って来たと思う。
離婚して見ず知らずの土地に越して来て、ワタシも不安だったけどチビも不安だった。
そんな時を二人でずーっと一緒に頑張って来た。
犬の方が人間より早く年を取ってしまうからなぁ。
仕方がない事なんだよね。
神様はチビが逝ってしまう前に新たな出会いを作ってくれた。
だからワタシはまだ頑張れるし、大丈夫。