今までチビのおトイレ用ドアから出る事が出来なかったあんずとショコラ。ところが数日前からその扉の開け方を習得したあんず。出たところはラティスで囲ってあるので、そう簡単にはそこから外へは出られないだろう、とたかをくくっていたワタシ。
最初の頃は扉のあちらとこちら、あんずとショコラで遊んでいたのだが、昨日、遅番終わって家に帰り、自分の夕飯を作ってご飯を食べていると、ショコラが突然ニャーニャーニャーニャー大鳴きしてワタシに訴える。
あ〜っ!あんちゃん!?
あわててラティスで囲われたチビのおトイレを見てみると、ラティスの向こう側からひょっこり覗き込むあんずの顔。
ああああああ〜!!出ちゃってるぅ〜!
慌てて庭に出てあんずを捕まえようとしてチビのウンコを踏む。マジむかつく。
あんまり追い立てないよう、あんちゃんあんちゃ〜ん♪と怒っているのに優しい声を出してあんずを捕獲しようとすると、ヒトが飛びのれないようギザギザをつけておいたラティスの上にヒョイッと飛び乗った所を捕まえる。(ここから逃げたな!?)
あんずにしてみれば軽い冒険だったんだろうけど、ワタシからしてみればなんだかすごく裏切られたような気がして、『そんなに外に行きたいなら勝手に行けばいい!お前なんて帰って来るなバカヤロー!』と散々グチグチいじめたあと、とくとくとお説教をする。
可愛さあまって憎さ100倍とはまさにこのこと。
明日は早番だ、つーのに夜夜中、ちょっと低くなったラティスから脱走するので家にあったビニールシートでそこを被う。
そして今日仕事の帰り、ホームセンターに寄ってビニールシートの代わりになるようなモノを物色し、180センチの垂木3本買って財布スッカラになって帰宅。
まったく、ただでさえ今月はチビの治療費でお金がないのに。あんずのバカヤロー!!