やっぱり今日はショコラの話・・でしょう。
元がネコ好きのワタシは、マツゴロウから脈々と続いた最後のネコ、ナラが死んでしまってかなり落ち込んで、そこらでネコを見つけると、ふらふらと寄って行って、ニッと笑いかけたりしていたものだった。ナッチが死んで1ヶ月くらいした頃から、ネコやっぱり飼いたいなぁ〜、と思い始め、周りの人に声をそれとなくかけてみたりしたんだけど、その頃は子猫もあまりいなくて・・というかピンッと来るものがなくてそのままになってしまっていた。
りっちゃんの
ブログのリンクから、
『いつでも里親募集中』というサイトに行って、可愛いキジトラの子猫がいたのでそこにメールを出したのがきっかけ。
しかし、きっとその子は既にもらい先が決まっていたのだろう。『他にも保護したばかりの子にキジトラの猫チャンがいますよ。』との宮川さんの言葉に、会ってみる事にする。
向かった先は横須賀。山と海が広がる、ワタシの好きな風景の中、動物病院のゲージの中に、そのコはいた。目つきの悪いミケと共に。チッチッチと呼ぶと興味をもってニャーニャーと寄って来るのだが、手を出そうとすると、シャーッ!!と威嚇して奥に逃げてしまう。
兄妹は全部で5匹。2匹と3匹に分かれてゲージにいて、3匹組のなかにもトラの子がいたんだけど、そちらは妙におとなしい。
獣医さん曰く、2匹の方が“悪い子組”3匹の方は“いい子組”なんだとか。気がつけば“悪い子”2匹が我が家にいる。
ま、とにかく果敢に前に出て来るその、キジトラの子に即決。
名前はまだつけていなかった。
その日は他にも良い事がいっぱいあって、“運命”を感じちゃったので、帰りに売店に寄って、コンちゃんに名前を考えてもらう事に勝手に決めていた。そして、コンちゃんが考えてくれた名前が『ショコラ』
う〜ん、ワタシじゃ考えない名前だな。
こうして我が家にやって来たショコラだが、や〜っと我が家に来て再会した時の印象は・・・なんだか小さい。
こんなに小さかったかな?と思ったが、保護された時にちょっと下痢がひどかったショコラ、子猫の頃の下痢は成長に影響するのだそうだ。
ウチに来た時にピアノの下の隙間に逃げ込んでしまい、宮川さん御夫妻が大汗かいて救出してくれた。それっくらいちっこいショコラ。
ちっちゃいショコラはご飯を食べてもあんずに横から取られ、じゃれ合ってもあんずに上からのしかかられ、いつも下から猫キックで応戦。2匹でダダダダダ走り回って疲れると、ワタシの膝の上にやって来てクークー寝ている。警戒心は強いけど、あんず程ワイルドじゃない。
よくよく見てみると、ヒゲがみんなポキポキ折れて、み〜んな短くなっちゃっている。・・あんずにやられちゃってるのね。