子どもの頃ネコがいる生活に憧れた。
まだヨチヨチ歩きなのにネコを
見つけると駆け出して最後は
植え込みまで入って行ちゃうの〜と
母が笑って話していた。
そのぐらいネコちゃん命だった。
でも私は喘息持ち。
ネコとのくらしは泣く泣く諦めるしかなかった。
そんな私が大好きだった絵本が<ねこさんこんにちは>
ネコ生活が描かれて毎日飽きずに眺めた。
ネコが主人公の絵本はたくさんある。
子どもとよく遊ぶのはイヌだと思うのだけど。
やっぱり圧倒的にネコが多い。
100万回いきたねこ、こねこのぴっち、
あおいめのこねこ、タンゲくん…
名作って言われる絵本の中のネコはみんな気分屋で我儘。
でも一生懸命でチャーミングで憎めない。
ネコと子どもは似てる。
だから遊び相手にはなれなくても
心の友達になってくれるのかもしれない。