夕飯の支度をしているとくまから帰るコールです。
「会社で捨て猫保護してるんだけど
カワイイから連れて帰るね。」
こうして我が家にやって来たのですが
見てビックリ!!!!
カワイイには程遠い仔だったのです(ごめんよ〜)。
以前にも猫を飼っていたのですが
その仔に比べて・・・・(ごめんよ〜)。
捨てられていたから当然なんだけど白い毛は
薄汚れているし涙と鼻水で顔はクシャクシャ。
おまけに声はしわがれているし。
くまは猫を飼った事が今まで一度も無かったから
ちょこちょことやって来て体を摺り寄せてきた
この仔をかわいらしく思ったらしいのです。
その晩は特に騒ぎもせず、教えられたとおり
ダンボール箱の即席トイレを使い
ありあわせの焼き魚をほぐしてもらって
大人しく眠りについたのです。
翌日はトイレ用品、食事、おもちゃと
必要なものを片っ端から買い揃えてきました。
薄汚れていたのでシャンプーも買ってきて
はじめてのお風呂。
(今考えると怖いけど風邪ひいてる仔を
お風呂に入れちゃったのです)
声にならない声をあげ続けて
30分後には真っ白なきれいな仔に。
大きさがは生後半年弱ぐらいに見えたのですが
骨と皮しかないくらいやせ細っていて
体長43cmしっぽは23cm、体重は2.25kg、軽い・・・・。
ご飯をあげてもカリカリは噛まず飲み込んでしまうし
猫缶は頭をおわんに突っ込んでがっつくし。
よほどお腹が空いてたのね!!
お腹がいっぱいに膨れると決まった場所に座って
気持ち良さそうにお昼ね。
ところが、まったく毛繕いをしないのです。
そういう仔もいるのかな〜なんて
軽く考えて1週間が経ちました。
'01 Summer・episode