そう、あれは遠い夏の日の出来事。
ボクとアナタの素敵な思い出の日々。
思い出してみよう、あの照りつける太陽と青い空を。
深い緑に覆われたあの山と小川のせせらぎを…。
おお、何てことだ!あまりに遠い出来事で記憶がボンヤリしている。
しまった。放置しすぎた。
いや、まあいい。過ぎた事だ。こうなれば思い出しながら適当に話を考えよう。
さあ、みんな。ひと夏のメモリーに付き合っていただこう
天気予報では晴れて暑い日になると言っていた8月の真ん中あたりの日、
大はずれの曇天模様が広がっていた。
せっかく楽しみにしていたのにとにゃぱもにゃまも天候を心配していた。
ようし、それなら…
「ハレヤー!!!!!」
よし。
雲を蹴散らす事から今回の旅は始まったのだった。
つづける。