猫絵師めらの日常茶飯事時々日記

September, 2012
-
-
-
-
-
-
12
16
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
-
-
-
-
-
-
PROFILE
猫絵師めら

昭和37年千葉県勝浦市生まれ。千葉県袖ヶ浦市在住。 猫絵師として描いたネコの数2000匹以上。友人の小説家久美沙織さんを筆頭に、直木賞作家の小池真理子さん、漫画家の成田美名子さん、中山星香さんなど著名人の愛猫の肖像画作品も多数製作。毎年、ネコの絵専門画廊銀座ボザール・ミュー、プランタン銀座他で個展、作品展を開催。創作活動のかたわら、銀座プランタン、読売カルチャー等の絵画スクールで、色鉛筆画教室の講師もしている。
ホームページ
MYALBUM
CATEGORY
RECENT
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK
ARCHIVES
LINK
SEARCH
PR





ペット大好き!ペットのブログペログートップ
RSS
リンゴと猫の絵(蛇足)

前に名画パロディやってた時にも思ったんですが、
絵の見方は人によって色々あるんですね?
「わー上手だなー」とか「キレイだな〜」
という単純な感想から、
「なぜここに猫を入れたのか?」
「この絵の意味するところは何か?」とか
深遠な意図を見出そうとするようなものまで(笑)

まあ、とりあえずは難しいことは考えないで、
見たまま楽しんでもらえればいいんです。
猫というテーマを選んでるのも、
単に可愛いからというのが基本です。

ただ元来、推理小説が好きで、
「文章のすべてが伏線」という読み方するので、
無意識に裏(更に裏の裏)を読んじゃう人間です。
そんな人間の描く絵ですから、
全く何の意図もないということはないんです。
実は。

いつもはその意図をかなりひねってひねって、
結局はひねりすぎて逆にストレートに
そのものズバリな絵になってるので、
見てる人もとくに違和感を感じないような絵が多いです。

で、今回の「リンゴと猫」ですが、
「可愛い!」とか「美味しそう(リンゴがね!)」とか
思っていただければ本望です。

表面上はね(笑)

深読みする方は
「このリンゴは落ちてくるのか?」
「浮いているのか?」「浮いてるとしたら何故か?」
「リンゴの象徴するものは何か?」とか、
色々考えてみるのも面白いと思いますよ。

最初この絵は「万有引力」って
タイトルにしようと思いました。
でもそしたら「落ちてくる」方向に見る方を
誘導することになります。
もう少し見る人を悩ませたいなと今回は考えています。
結構ひねくれものなんですよ。私。

とりあえず仮にこの絵のタイトルは
「H」とします。
ええっ?!どーゆー意味?って思うでしょ?
すっごい深い意味があるかも知れないし、
何にもないかもしれないですよ(笑)
説明はしません。
個展に来ても教えません。
色々考えてみて下さい。
百人百様の答えが出るかも知れません。

もしかするとこの解説自体がミスリードかも知れません。

ふふふ…

結構意地悪でしょ?

スポンサード リンク

この記事へのトラックバックURL
http://cat.pelogoo.com/mauri/rtb.php?no=1348127566323315



◇ 返信フォーム


名前 :   情報を保存する
メール : 
URL : 
題名 : 

内容 :