ここ20年ほど床屋に行ってない。
伸ばし放題ではない。丸坊主である。
電動バリカンで自分で刈る。
刈り残しは手触りでわかるし、仮に少し位残っていても誰が気にする訳でもないのでよしとする。
丸坊主は楽だ。
頭を洗う時にシャンプーか?石鹸か?悩む程度で朝起きて寝癖を気にする必要もないし整髪料も不要である。
実に経済的である。
仮に年3〜4回床屋に行ったとして5千〜1万円かかるし、待ち時間もバカにならない。
私はすでに10〜20万円分は得している事なる。
丸坊主は潔い。
右ないし左から頭頂部を隠蔽すべく技術を駆使して調髪された頭を見かけるにつけ笑止である。
また頭頂部の禿は無いものとし、その裾野の広がりに一縷の望みを託す髪型もまた笑止。
他者から見れば奇矯な髪型にしか映らない。河童か聖職者のトンスラか?行き着く先は波平である。
禿であればあるほど丸坊主が有効である。
木は森の中に、禿は坊主に隠せは道理なのである。