午後丸々半日かけて撮影したわけですが、多分、私の出るコーナーは5分位かな?(笑)べラベラしゃべった取り留めない話が、編集の妙で筋の通ったまともな話になるわけです(なるのかな?(笑)
さて、今回も聞かれちゃったのが、
「何故猫を描くのか?」
更に、「何故描き方とか公開してるのか?」
いや〜困ったぞ(笑)普段何故なんて考えたことないからなぁ〜
でも、インタビュー受けてるうちに一つの筋道が見えて来ました。
私が肖像画を描く時は、猫さんの情報を飼い主から引き出して、「飼い主がイメージしてる」その猫を描くようにしています。あくまでも私の主観は排除します。前にも書いたけど、飼い主とメールでやり取りとかするだけで、どんな絵を求めてるかだいたいわかります。飼い主の方が「うちの猫を見たことないのになんでこんなにそっくりなの!」って思ったとしたら、大成功なのです。
で、本来は飼い主の方が一番その猫のことをわかってるのだから、本当は飼い主が描くのが一番いいわけです。でも描けないから私が肖像画の代筆をしているわけです。
で、技法の公開は、その本来の「飼い主が描く」事の手助けな訳です。ぶっちゃけ、飼い主とかが簡単に絵が描けるようになるより、私が技法を秘密にして、「やっぱり先生はすごいや〜」って事で注文を沢山受けて描いた方がお金になる訳です(笑)
カルチャーセンターの講師料なんて微々たるものですし(あ!センターの人もブログチェックしてるんだ!ごめんなさい!)技法書も技術を公開するにはあまりに安価で(わ!こっちもごめんなさい!)自分自身の生活基盤を揺るがす行為にほかなりません。と言う訳で、今後は技術の公開、伝授は一切いたしません!…なんて思った事もないんですよ(笑)
まあ、結局おせっかい好きなおばちゃんみたいな感じでしょうか?もしかしてお人好し過ぎ?