庭に木々に花咲き乱れ、あたり一面の春の香りを感じられるひとは幸せだ。この季節は私にとって、もっとも息苦しい時期だ。私の鼻は「匂い」をあまり感じない。花のよい匂いなんてさっぱり。その代わり人一倍「臭い」には敏感だ。例えば腐敗臭、うちでは賞味期限を過ぎた食材が、まだイケるかどうかの最終判断は常に私に委ねられる。また私にとって香水は「臭い」として感じられる。付け過ぎの人はなるべくそばにいて欲しくない。以前、サイトの掲示板にも同じような事を書いた。それを見た生徒さん(の旦那さん)は「今日は教室だろう?」と、ファブリーズを頭から奥さんにかけた。いや、そこまでしなくても大丈夫です。多分。
さて、畑一面に咲く菜の花はもっとも近寄り難いものなので、春休みを幸いにクロスケの散歩は子供に任せきりです。