小雪には2つのハンデがあります。
ハンデという言葉はあまり好きではなく、私としては「個性」と言い換えたいところなのですが、適切な言葉でそれぞれに受け取ってくださればと思います。
ハンデ その・1
目の事。
小雪の右目はふさがっています。
正確に言えば、中に眼球はあるようです。
それが、先天性なのか過酷な環境のせいなのか目がふさがってしまったようです。例えば小雪が子猫でまだ目がふさがって間もない時ならば、手術で開眼させて視力があるのかどうか確認するという手もありました。でもここまで成長してしまうとほぼ視力があるという事は無いそうです。
特に小雪自身は不便そうでもなくごく普通のニャンコのように(いや、普通の猫以上に)走って遊んで食って寝て・・・・、としているので日常生活にはなんら支障はありません。よく来る叔母が「片目の猫ちゃんって痛々しくって見ていられないけど、小雪ちゃんは全然平気♪」って言って小雪と楽しく遊んで帰っていきます。それくらい片目の事なんて私達にも遊びに来る人にも気にならない。いや、気にさせない小雪がすごいのかも。
ただ、目やにが出てくる事があるので、何日かおきに目薬を入れてあげる必要があります。目がふさがっているのに目薬なんて入るの?って思うでしょう?
入るんですよ。すいーッと吸い込まれて。猫に触るの大好きな私は目薬差しに喜びを覚えてしまうこの頃です。
ハンデ その・2
年齢の事。
募集ページには小雪の年齢は1歳くらいとなっています。
でも実際保護して1年経過してしまったので2歳に変えないとなとは思っています。
しかし!それ以上に年を重ねている可能性もあり!
言ってみれば年齢不詳。三輪明弘みたい(笑)。
じつは小雪の前歯(門歯)に抜けている箇所があるのです。普通門歯が抜けるって年取った猫の場合なんですよ。でも、メスは何度も妊娠→出産を繰り返した場合歯がボロボロになってもおかしくないし、まして小雪は野良生活の時の栄養事情がとても悪い。今までの生活環境や小雪の性格・歯の状態など総合的に見て先生は「約1歳」と言ったのだろうと思います。思いますが・・・・・小雪と一緒にいればいるほど「本当に1歳?」と思う事しばしば。
子猫の扱いが上手だし、他の猫との関係も上手に保っているし、それって経験を重ねないと向上しないことだよね?って事はやはり年は・・・・、いやいやあの遊びっぷりは年取った猫のステップじゃないよな・・・・。なんて想像をめぐらせながら楽しんでいます。
特に保護宅にいるワンコが小雪の事をいじめようとしなかった点にも注目してしまいます。そのワンコは4歳。ワンコって不思議と年功序列がわかっている時ありますよね。誰が教えるでもナイのに。
そんな感じで、歯の事・ワンコとの関係の事を含めて
小雪=年齢不詳としようかと思っています(汗)。
目の事しかり、年齢の事しかり、小雪の個性をありのまま受け止めて楽しんでくださる里親さんを、私達は待っています♪