みろくが我が家にやってきたのは、2004年1月3日のこと。
元旦の初売り目当てで立ち寄ったホームセンター。
いつもなら絶対見ないはずのペットコーナーなのに、この日は吸い寄せられる様に足が向かった。
黒い人だかりの山、なんだろうと覗き込むと可愛らしい子猫・子犬を背にして、店員の弾丸のような売込みトーク。
年末年始の特売だとか。
ずいぶんな世の中だ・・などと思いながらいったんその場を後にした。
一通り買い物をすませ帰ろうかとしたとき、さっきまで賑わっていたペットコーナーが閑散としている。
どんなこたちが居るのだろうと覗いてみることにした。
見てびっくり!!!ウィンドウにはのきなみ”売約済み”の札が貼られている。
そんな中目に飛び込んできた子がいた。
それが弥勒(みろく)だ。
みろくのウィンドウにだけ札は貼られておらず、中にいる弥勒はというと、まるで人を拒むかのごとく背を向けている。
食事の時間らしく、他の子猫・子犬は大喜びしているが弥勒は微動だにしない。
その姿は今もはっきりと思い出すことができるくらい私にショックを与えた。
我が家にきて2ヶ月たったころの弥勒(みろく)です。
その2へ続く・・・