おかーたん、ずっと泣いてるにょ。
うれちいんだって、へんにゃにょよぉ???
あたち、いいこにしてたのにゃ。
困ったでちゅにゃぁぁぁ。
by イリス
今日はとてもよい日だ・・・。
イリスにとっても私にとっても。
『猫白血病ウィルスのキャリア』
という病名をどれほど恨んだか。
本日、診察を受けた病院で光が見えたような気がした。
月曜日からイリスを連れて、いろいろな病院をめぐって歩いた。
しょっぱなの病院で、
”野良猫でしょ?そんなにしてあげてどうするの?”
と言われて出鼻をくじかれたようで相当へこんだ。
2件目、
”陰転の可能性は全くありませんから、あきらめたほうがいいですよ。どうせ野良でしょ。”
と冷たく切り捨てられる。
3件目、
”最初の診断に何か不満でもあるの?あなた、治療にお金かけられないでしょ、野良ちゃんには。”
とやっかいものあつかい。
4件目、5件目・・・
あきらめ半分の7件目、
”陰転の可能性はありますよ。時間のかかる場合もあります。陰転しないかもしれません。でも、イリスちゃんと一緒に私達も根気よく頑張りましょう^^”
陰転の可能性?
一緒に頑張る?
本当に?
???一瞬、自分の耳を疑ってしまった。
今までの病院では一笑されてしまった、自分がイリスにしてきた民間療法の事等もお話した。
アロマテラピー、ホメオパシー(フラワーレメディ)、ハーブティー等等。
”よく調べましたね。決して無駄にはなっていないはずですよ”
涙が出て止まらない。
一日2件の病院を回るのが精一杯で、どの病院でも似たかよったかの回答のうえ、見下されたような態度ばかりとる医者。。。
いらいらがつのり、落胆し、ポジティブシンキングなんてとても無理だった。
そんな時だったからこそ、のどから手が出るほど欲しかった回答だった。
1%の可能性でもいいから欲しかった・・・。
我が家から高速を飛ばして30分の場所にその病院はあった。
イリスのことを親身に考えてくれる、イリスの先生がそこにいた。
今日は本当に最良の日。