■ ルナ姫とCandraの出会い ■
Candraの家系は、代々お猫さまにお仕えしてきた由緒ある(?)家である。
両親もそのまた両親も、幼い頃よりお猫さまにお仕えしてきた。
もちろん、Candraも小学生の頃よりお猫さまと一緒。
一時期、ご近所からは「猫屋敷」と呼ばれる栄誉も。。。
#とはいえ、最盛期で4〜6匹程度
実家を離れたCandraが、お猫さまとの離れた生活に耐えられたのは
盆・正月に実家に帰れば、お猫さま達とのふれあいが待っていたから。
半年に1回。それでも結構辛かった。。。(--;)
しかし、最後に残った、チコ姫が行方不明となった時、
1ヶ月間、ビラを貼り、チラシを配って懸命に探した両親は
「もう、猫なんて飼わない!!!(゚Д゚)クワ」
気持ちはわかる。。。
目の中に入れても痛く無い程かわいがっていたのだ。
ショックのあまり、Candraにチコ姫行方不明を2ヶ月近く
伝えることすらできなかった。
ショックを受けたのはCandraも同じ。
「えっ ウソ。。。」
無言・・・・。
青い目のチコ姫ぇ〜え〜っ。。。_ ̄○ 涙
数年がたち、心の傷も癒えはじめると
お猫様に触れ合えない生活はCandraの心を蝕み始めた。
すんごい、ストレス( ̄_ ̄) どよ〜ん
飼いたくても住宅事情で飼えなかったのである。
そして2003年秋、待望の引越しъ( ゜ー^)
「猫飼うぞ〜っ!!ウォリャァーーーッ」
ただ無意味に見続けるだけだった里親募集サイトに
ようやく、問い合わせができる喜び♪
きっと、動物好きなのに飼えないで我慢している方は
わかっていただける事だろう。
しかし、良縁とはなかなかめぐって来ないもの。
にもかかわらず、ちゃくちゃくとお猫さまお迎え準備は進む。
トイレ・猫砂・キャリーバック・食器・キャットフード・ゲージetcetc
だが・・・
年も変わり2004年。
焦ってもしかたがないよね(^_^;)
2004年2月某日、時々目の保養に行くペットショップに立ち寄った。
そこで、運命の出会いが☆彡☆
実は、ルナ姫とは2003年9月頃に多分何度かお目にかかっている。
そのころのルナ姫はふくふくの子猫ちゃま。
多分生後2〜3ヶ月位だろう。
「うわー、かわいい〜♪(人*^^)」
次の瞬間、ゲッ 1△万△△△△円。。。高い(+_+)
そう、ペットショップのお犬さま・お猫さまは高いのだ。
とてもCandraがお迎えすることなど、できるはずも無い高嶺の花。
(T_T)/~~~
きっと、良家にお輿入れなさるに違いない。
その時は、そう思った。
そ、それが。。。
あれから5ケ月は過ぎている。
なんと値段は半額以下にまでなっていた。
・・・売れ残ったのだ。
ペットショップのペットの適齢期は生後約半年。
それを過ぎれば、値段は下がっていくばかり。
「どうしよ〜」オロオロ(゜ロ゜;))((;゜ロ゜)
たとえ、半額以下になっているとはいえ、
Candraにとっては、それでも高い。
おいそれと手がでる金額ではなかった。
それでもCandraは悩んだ。
何故なら、今ルナ姫につけられている金額は
このペットショップの最低金額だったのだ。
これ以上値段が下がることはもうない。
そして、過去この値段がつけられた子たちは、いつの間にか姿を消した。
良縁にめぐり合ったと信じたい。
なにより目に付いたのは、ルナ姫のお姿だった。
やせ細っているのである。
スマートなのではない。明らかにやせ過ぎだった。
餌はちゃんと与えられていたが、あまり口にしなくなっているみたい。
Candraが想像するに、長期間に渡る狭いゲージ生活で、
食が細くなってしまったのではないか?
生後7〜8ケ月の割りには普通よりも一回り体が小さかったし、
見栄えもあまり良くなかった。
5ケ月まえは、ふくふくだったのにぃ(T_T)
それから5日間、Candraは毎日ペットショップへ通った。
ルナ姫が良縁にめぐり合えば良し、でも・・・もし・・・。
Candraは本当に悩んでいた。1日中そのことが頭を離れない。
5日目、お店の店員が声をかけてきた。
「もし、よろしかったら抱っこしてみますか?」
#そりゃ日参してりゃ、声かけるよなぁ(^_^;)
終わった。。。。白旗
翌日、ペットショップの開店時間を目指して
なけなしのお金と、キャリーバックを握り締め、Candraは走た。
支払いを済ませた後、店員さんが
「血統書を後日お送りしますので、ご住所をこちらにお願いいたします」
「へッ?(゚Д゚)」
Candraはルナ姫が血統書付きという事に、
まったく気がついていなかったのである。
というより、どうでも良かったというべきか。。。
こうして、由緒正しきルナ姫が
Candraの元へとやってきたのであった。
たぶん、つづく。。。
PS:現在のルナ姫はダイエットが必要な程ですのでご心配なく。
by Candra