隠しきれない 猫の毛が
いつしかあなたに しみついた
ブラシで盗られる くらいなら
あなたを噛んでも いいですか
寝乱れて 六畳宿
棚の上 ベッド下
舞い上がり 抜け堕ちる 畳の上に
あなた・・・毛玉が積もる
何があってももういいの
くらくら猫ジャラしくぐり
あなたに聞かせる 盛り声