サラーとその母カズ、弟ホン、姪フロラ=マルスの日記です。

November, 2010
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PROFILE
サラー

♀1歳と5ヶ月。3.4kg。チャームポイントは白い指です。お母さんのようなスタイル目指して、日々運動に精を出していましたが、そのお母さんが…。とにかくがんばります。
ホームページ
カズ

♀4歳、サラーの母です。3.6kg。ふっくらしてても可愛いって言われます。普段は優雅に振舞っていますが、ここぞという時は容赦しません。猫ジャラシには無意識に飛び掛っています。

ホン

♂1歳、サラーお姉ちゃんの弟です。4.6kg。って言うか、ホンのお姉ちゃんがサラーです。サラーお姉ちゃんにいじめられていましたが、気が付けばホンが一番大きくなっちゃいました。

マルス

♂1ヶ月。0.59kg。白い毛とグレーの瞳が自慢です。ミルク大好き。今は少し留守にしていますが、また帰ってきます。

フロラ

♀5ヶ月。0.56kg。キジトラだけど、背中とかは黒や茶色の毛がおしゃれ。ジャンプが得意です。毎日暴れていま〜す。

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マルス帰ってきて

昨夜遅く帰って来ました。

帰るとカズがシーバをねだるので、急いで着替え物入を開けてシーバを取り出し、猫達に与えました。そしてトイレの始末。

その間マルスの姿が見当たりませんでした。

フロラもそうですが、よく隙間に潜り込んでいることがあるので、そのうち出てくるだろうと思いながらも、姿を見るまでは心配で探しまわりました。

あらゆる隙間を探しても見当たりません。まさかとは思いながらも猫が自力では入ることの出来ない物入を一応開けて見ました。さっきシーバを取り出した物入です。

すると中段に置いてあった香炉が落ちたのでふと見ると、マルスがいました。

紙袋の取っ手の紐が首に巻きついて、首吊り状態でした。

慌ててマルスを助けようと身体をもって紐を外そうとしました。しかし身体は硬直していて冷たくなっていました。紐はねじれていてどちらに回しても解けず、鋏で切って外しました。

座布団の上に寝かせたマルスは硬くなってそのままの姿勢で、関節がまったく動きません。脈を探ってみても、自分の手が激しく脈打っているばかりで、マルスの鼓動は感じられません。瞼を開いて見ましたが、瞳孔は開ききっていて、鉛色のガラスのようでした。

私は泣きながら友人に電話したあと、心臓マッサージと人工呼吸をしました。

人間ですらしたことはないし、まして猫の正確な心臓の位置や、人工呼吸の要領もよく判りませんが必死でした。しばらく続けていると心臓を押すたびに、口から泡が出てきました。今思えば、胃液か肺に溜まった水が出てきていたのかもしれません。

その後友人の助言で、いくつか動物病院に電話したり、直接行って見ましたが、診療時間が終わっていたり、「呼吸がない」と説明すると治療できませんと言われたり。

そうするうちにマルスの身体は硬直が解けてきました。

マルスは旅立ってしまったようでした。

物入の中のマルスがいた場所のすぐわきにはマルスの乾いたうんちが落ちていました。

マルスをタオルにくるみ、膝で寝るのが好きだったので膝に乗せてあげました。その後、まだ一度も一緒に寝たことがなかったので、横に一緒に寝ました。

 

恐らく朝出かける前に三回物入を開けた時に入り込んでいたのでしょう。

しかし、出かける前にちゃんと姿を確認していれば、あるいは助かっていたかもしれません。

ちゃんと注意していなかった私の責任です。

マルスをこんな目にあわせたのはわたしです。

 

マルスは旅立ってしまいました。

いろんな所に登るのが好きで、背中に爪をたてて登ってきました。

先住猫のホンに最初に近づいていったのはマルスでした。

元気な可愛い子でした。大きくなったきっとかっこいい猫になるだろうと楽しみにしていました。

フロラにマルスの名前を受け継いでもらいます。

マルスの分まで遊んでほしいと思います。

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この記事への返信
マルス…軍神マルスのように誇り高くあれ。
お姉ちゃんは連絡を受けた時から何度も祈りました。
諦めたくなくて夜間救急を調べては、
その間もずっと祈っていました。

そして今、確信に変わってゆく事が一つあります。
それはそう遠くない未来に、
お前がまたマルスとしてそのままの生を享ける事です。
人間の為の慰めなんかじゃなくて、
お姉ちゃんも、お姉ちゃんのお姉さんである美香姉さんも、
今頃それを強く感じているでしょう。

マルスは、ホン(魂)と一番最初に結びつきを感じ合えたね。
そしてマルスはとても綺麗な紅い瞳を持っている。
その瞳でみられると何だか不思議な気分になるんだよ。

マルス。
お前の名前はフロラの中に継がれるけれど、
お前がマルスとして再来するその時までだから、
いつでもマルスとして帰っていらっしゃい。


お前が安心してトラの所へ挨拶と修行に行けないから、
ここらで手を止めるよ。

†最愛なるマルスへ・・・
・・・ゆうなより†



Posted by ゆうな | 14:19:07, May 16, 2006
マルスちゃん・・・
不慮の事故だったんですね。冥福をお祈りいたします。

いかけやさん、マルスちゃんは幸せな人生だったと思います。
優しい飼い主さんや、同居猫ちゃんに囲まれて。
自分を責めたり、泣いたりするのはペットを失った人におきる当然のことです。
泣いて、泣いていっぱい泣いた方がいいです。
後は、時がすべてを流してくれるのを待ってください。
たとえ時間がたくさんかかったとしても。

あまり、いい言葉が浮かばずにごめんなさいね。
Posted by まきっころ | 18:07:22, May 16, 2006
そうですか。マルスちゃん。
ご冥福をお祈りします。
こんな時、なんと言ってあげればいいのか
わかりませんが。
いかけやさん。頑張らなくてもいいんですよ。こんなときは。
ゆっくりと。こころ落ち着くまで。
マルスちゃんは短い間ですが、沢山のにゃん友達と
遊べて、なによりいかけやさんたちにやさしくしてもらって。
幸せを十分に味わってくれたと思いますよ。
Posted by てん | 20:00:43, May 16, 2006
マルスちゃんのご冥福を祈ります。
亡くしてしまった悲しみを癒やすのは、
時間がいると思います。
なんて言っていいのかわからないでけど、
フロラちゃんに、マルスちゃんの分まで
元気に生きて欲しいと思います。
また出会える日まで。
Posted by やしち | 22:44:39, May 16, 2006
ゆうなさん

まきっころさん

てんさん

やしちさん

みなさんありがとうございます。
目に見えるもの、手に触れられるものが全てではないですよね。
昼間、月は目に見えないし、遠くにあって手に触れることはできない。でも月は存在する。
マルスも見ることや触れることは出来ないけれどそばにいます。マルスを感じることはできます。
そう思っています。
Posted by いかけや | 10:50:07, May 17, 2006
おおきくなったらかえってくるよね
Posted by しょうた | 13:34:48, May 17, 2006
しょうたさん

きっと帰ってきますよ
Posted by いかけや | 01:35:26, May 18, 2006


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